今や時代の最先端ともいえるIT企業。
若きリーダーたちの目覚ましい活躍ぶりが話題ですね。
ひと昔前の、大企業に勤めていれば生涯安泰、という方々の年収とは比較にならない資産を若くして手にされている方もいらっしゃいます。
このサイトにたどり着いたあなたも、独立起業を目指しているものの、プログラミングが出来ないことがネックとなって、起業に踏み切って良いかどうか不安があるのでは?
当記事では、実際にITで起業した方々の体験を参考に、独立して起業するのにプログラミングのスキルは必要かについて解説します。
起業をしたいがプログラミングのスキルが・・・で立ち止まっている方は、是非ご覧ください。
目次
プログラミングのスキルのないあなたが、今すぐにITビジネスで起業しようとするなら、
「プログラミングできる人に外注する」
「プログラミングできる知人・友人と一緒に起業する」
「自分で勉強してプログラミングのスキルを身に付ける」のいずれかの選択肢を迫られることになります。
どんな方法でクリアしていくべきなのか、それぞれの方法のメリットとデメリットをあげてみましょう。
クラウドソーシングなどの外注で専門のスキルを持った人に外注できればとりあえずプログラミングの問題は解決ですが、忘れてはならないことがあります。
特に、プログラムが出来上がるまでの期間が数か月に及ぶ場合は数十万~百万円以上の投資が必要。
腕のいいエンジニアに、しかもオーダーメイドでお願いするわけですから当然の初期費用ですね。
この世界ばかりは、「安かろう悪かろう」ですから信頼できるエンジニアにお願いしないと後で困るのはあなたですよ。
あなたが起業しようと考えているのなら、何のための、どういうニーズを満たすプログラミングが必要か、という明確なビジョンを常に持っていなければならないのです。
それが、リーダーの役割であり、プログラミングはそれを達成する単なる手段であることを見失ってはいけませんね。
未来を見据えない投資は単なる無駄遣いですよ。
外注の様に初めから膨大な費用をかけられない、という方は、友人や知人の力を借りる、という選択肢もありますね。
仲間というつながりで、タダ働きとはいかないまでも、事業が軌道に乗るまで報酬について多少の猶予は出来る可能性もあります。
これに関しては、ウエブ接客プラットフォームの開発企業でエンジニアをされている韓徹さんのインタビュー記事(2018年2月26日付TECH NOTEより)で気になる体験談が出ていました。
韓さんは、大学3年在学中にベンチャー企業に早々内定していましたが、「ベンチャーに就職でなく、自ら起業したい!」という想いで内定していたベンチャー企業を辞退、大学の同期のウエブデザイナーとエンジニアに起業の話を持ち掛け、卒業後、3人でウエブサービスの開発作りを開始。
韓さんは当時プログラミングはできない状態で、もっぱらビジネスサイドを担当。
資金獲得のためのコンテストに申し込んだり、ユーザーの要望や課題をデザイナーとエンジニアに落とし込んで解決策を依頼し形にする、ということを繰り返していました。
最初は3人とも夢を共有する者同士楽しかったのだそうです。
…ところが、「お互いの働き方を理解していなかった」ことが原因で擦れ違いに。
仲間に報酬もなかなか払えない中、顧客の要望の成果物がなかなか仕上がってこないことから、韓さんは「早くプロダクトを完成させよう」「世に出そう」と急かすばかりとなります。
ついに「プログラムしたことないくせにあれこれ言うな!!」というエンジニアの言葉で一気に空気が変わり、わずか数か月で解散という結末を迎えたそうです。
韓さんの言葉にもありましたが、自分がプログラミングを知らないくせに一方的にタスクを押し付けてしまったこと、勢いだけでは事業は出来ないことに気づき、今は自身がプログラミングを学び、自ら形に出来るようになったのだそうです。
自分がプログラミングを知っていればクライアントとの交渉でも無理のない計画を立てたり、プログラミングでできる新しい提案ももっとできたはず。
仲間と割れることも、資金繰りで苦しむこともなかったということですね。
成功しているIT起業家・社長たちは全員プログラミングが出来るか、というと、実は全くそんなことはないのです。
あのスティーブジョブズも自分ではプログラミングをせず、事業では相棒であるエンジニアに任せていましたし、ソフトバンクの孫正義氏もまずは力になるエンジニア集めから手掛けたのだとか。
彼らにとってはビジネスをすることが目的であって、プログラミングはその手段に過ぎず、自分より出来る人に任せるのが一番効率的であると考えていたんですね。
ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、ITの技術を全く知らなくて良いのではないということ!
起業家として知っていなければならないのは、「なぜそのプログラミングの技術が必要とされるのか」「顧客のどんなニーズがどんな技術で解決されているのか」に関しては誰よりも熟知していなければならないのです。
結局は、プログラミングを「知っていること」は経営者としての最低条件なんですね。
ここでプログラミングが学べるおススメのスクールを紹介しましょう。
最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです(Web系・アプリ系を学べる)。
オンラインですから、地方在住の方でも受講できるメリットがあります。
プログラミング教室でメンターから直接、プログラムを短期間で学べます。(Web系のみ)
どちらも無料体験会があります。
いかがでしたでしょうか?
ITビジネスで起業するのであれば、プログラミングを自分がやるやらないは別として、最低限のテクノロジーは知っている必要があることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
プログラミングにかかる投資を惜しまず、起業してあなたの事業のビジョンを是非実現してくださいね。