今回は経営準備にあたって様々なセミナーに参加し、見事成功を果たした、IT企業の経営者からのお話だ。
IT業界はそこまで資本金もいらないし、気軽に始める人が多いわよね。
ゼミの先輩でもIT企業立ち上げた人知ってます!
それでは、インタビューに協力してくれたTakuさん、簡単に自己紹介をお願いします。
Takuです。
もともと高尚な目的があったわけでなく、大きなお金を稼ぎたく始めた起業ですが、事前準備は念入りに行い、学んだ知識を実践することに努めたたため、結果的に現在は会社として成功することができました。
私がIT会社の起業に目を向けたのは、少ない運転資金で大きなお金を稼げる可能性がある業界だったからです。
ですが、やる以上は失敗したくなかったので、事前に経営の知識などをみっちりつけ、起業後もそれをきちんと実践するようにしてきました。
目次
知識も人脈もコネも、本当に何もない完全なゼロから起業をした時の体験談です。
私はIT企業を立ち上げました。近年スマートフォンの普及とともに売り上げを大きく伸ばし続けているSNSやアプリ関連の企業です。
私が起業した動機は、単純に大きなお金を稼いで自由な生活をしたかったからです。一部の大企業などを創業される方々は、世の中の人のためになりたいとか、人類に貢献をしたいなどの大きな目標がありますが、そんな大それた目標はありませんでした。
しかし、そんな中でも成功できたのは、事前にしっかりとした知識を蓄え、それを実際の仕事の中で十分に活かすことができたからだと思っています。
多くの人の場合、起業するときにはほとんどゼロの状態から起業することが多いはずです。そんなときには、色々なセミナーなどに積極的に参加し、経営をしていくために必要な知識を十分に蓄えておくようにしましょう。
例えば、私は起業の準備段階で税金のセミナーや元銀行員が開催していた資金繰りに関するセミナーに参加しました。税金やファイナンス関連の知識はどのような企業であったとしても、必ず必要になってくる知識です。経理に任せておけばいいという発想では、いつの間にか一大事になっていたなどという可能性もあるということを考え、自分でもお金に関する知識はしっかりと身に付けておくようにしました。
資金繰りに関しても、運転資金が少なくて済むのがITの特徴ではありますが、大きな資金を持っている企業が強いことに変わりはありません。そのため、借り入れの大切さや資金繰りの具体的な方法などを学びました。
僕の先輩も土日にセミナーとか行っていました!
たしかに、本などで勉強をするという人も中にはいますが、本よりもセミナーなどで学ぶ方が個人的にはおすすめです。その理由は、直接講師と会えるからです。
セミナーの講師をしている人は、その業界である程度の実績を残している人や専門家です。例えば、税金に関するセミナーであれば税理士や公認会計士、経営に関するセミナーであれば、成功した経営者や経営コンサルタントなどです。本であっても、このような人たちの知識に触れることはできますが、直接話すことはできません。実際に稼いでいる人や、その道で成功している人に合うことはなによりも大きな刺激になりますし、むしろこのようなモチベーションの向上は知識を蓄えることよりも重要だと思います。
実際に、私は税金関連のセミナーで知り合った社長と仲良くなり、大きなビジネスに発展したという経験があります。このほかにも、経営コンサルタントが主催するセミナーでは、講師と仲良くなり、JV(ジョイントベンチャー)などを立ち上げることに成功しました。
過去のセミナーへの参加がなければ、このような売り上げもなかったのかと思うと、非常に重要なことだったと感じています。
少し自分のスケジュールがきつくなることもあるけれど、知識以外にビジネスチャンスを掴むことができるかも、と考えれば是非行きたくなるものね!
セミナーに参加をしても、良い話を聞いたというだけで終わってしまう人は想像以上に多くいます。私も、初めのうちはセミナー講師の言っていることは分かるけど、具体的にどうすれば良いの?という状態で、なかなか実践に移すことができませんでした。
セミナーで得た知識を実践で上手く使えるようになったのは、セミナーで得た知識を体系的にまとめ、それを自分の会社の課題と照らし合わせ、具体的なタスクに落とし込むという工夫をするようになってからです。タスクに落とし込むことができれば、あとはそれを実行に移すだけです。
これは当たり前のことですが、意識しないとほとんどの人はできないので、今でも自分に常に言い聞かせながら経営に勤しんでいます。
確かに。
皆さんにもこのサイトの知識を吸収するだけでなく、実践できるよう是非意識的に努めてほしいな。
最初は地道なスタートですが、深く根を張ったらきっと大きな木のごとく会社が育っていくと思いますよ