今回は困難な壁を乗り越えながらも、見事自分の趣味を仕事にしたライターさんのお話だ。
僕もボードゲームの趣味を仕事に活かしたいっす!
でもライターさんって、駆け出しのころはなかなか仕事をもらうのが大変で、軌道に乗ると今度は締め切りが大変って聞くわよね。
それでは、インタビューに協力してくれたSatoruさん、簡単に自己紹介をお願いします。
Satoruです。
もともとはメーカーの会社員をしていましたが、趣味兼副業としてやっていたライティングの仕事が高じて、今は本業としてやっています。
私がライティングの仕事を始めたのは、もともと本を読んだり、物書きすることが好きだったからです。
最初は副業として気楽にやっていたのですが、本業にしてからはスケジュールに追われるなど大変なことだらけで、数年スキルを積んでようやく今、楽しめるレベルになってきました。
目次
昔から本を読むのが好きで、それが高じてライターの仕事を始めました。
初めのうちは、会社勤めの傍らで取り組んでいたため、それほど負担にも感じませんでした。「書くことが仕事になるなんて、なんて素敵なことなんだろう」といった気持ちで、収入面よりも精神的な充実の部分が大きかったです。
ただ、長く続けていれば次第に、好きなことを仕事として続けていく難しさも嫌というほど体験しました。
原稿制作においては、締切りは絶対に守らなければならないことですが、本業と重なってしまう時もあり、深夜まで遅く一人で作業をすることも多かったです。自分の意志で始めたことですから、当然誰のせいにもできません。
勤めていた会社を退職し、原稿制作だけで仕事を始めた時には、後悔をしてしまうこともありました。
今思えば、自分自身の力量不足とスケジュール管理の甘さが影響していたと理解しています。
ただ、起業をした当初は人を雇う余裕もなく、悶々と一人で悩みを抱えていました。様々な案件の締め切りが重なってしまったり、修正依頼が急にきたりと、最初は想定していなかったことが次々と起こります。
孤独に耐えられない僕は夜泣きすると思います。
しかし、そうした時期を乗り越えたからこそ、自分の仕事に対して誇りと自信を持てるようになったのも事実です。
夢や目標を形にしていくことは並大抵のことではないものの、だからこそ取り組んだ人間にしか味わえない醍醐味も存在しています。今では経営も安定し、日中業務に取り組んでいる時には、「今、好きなことだけで暮らしているんだ」とふと喜びがこみ上げてくるものです。また、様々な案件を通じて、本当に自分が好きなことが明確になったと思います。
いくら想像力を働かせてみても、スタートする前には趣味を仕事にする難しさというものは、全部は分からないものです。そのため「その時々を楽しむ」くらいの気持ちの余裕はいつも持っておいたほうがいいでしょう。
自分が書いた原稿がコンテンツとなり、クライアント様やお客様から声をもらう時が一番嬉しいです。
もともと好きだったことを嫌いになるなんてもったいないものね!
好きなことを仕事にするのはたしかに大変な面もありますが、そこを乗り越えれば、人生自体がとても充実します。
もちろん、体調管理や事業に対しての責任は常に存在しますが、それもこれも含めて全部自分の気持ち次第だということです。起業をして良かったと心から思える瞬間があれば、これからも様々な場面で自分の力を大いに発揮していけると確信しています。
どんな時でも、「好きなこと」を大切にする姿勢を持ち続けたいものです。
起業するにあたって、困難なことがあるのは当たり前。
その先にある達成感だけを見て乗り越えよう!
好きなものを嫌いになるのは哀しいです。
だから、初心を忘れないようにしましょう♪