今回はネクラ属性にも関わらず、仕事の付き合いでイケイケを装っている事業者におススメの記事だ!
ギク・・・ッ
大学1年生にもいるわよね、学生証の写真と本人を見比べると「誰!!?」ってなるタイプ。
それでは、インタビューに協力してくれたKeiさん、簡単に自己紹介をお願いします。
Keiです。
会社おこして8年目ですが、最初はうつで体を壊してしまったこともありなかなか業績が伸びませんでした。
でも今は事業スタイルなど色々工夫をして最近はずっと上向きになるようになりました。
人との付き合いがあまり好きじゃない人のことをここでは「ネクラ」と定義します。
筆者もそんなネクラの1人なのですが、昔はネクラなのにネクラじゃない人を気取って、取引先や同業者とお付き合いをしてきました。
しかし、本来の自分を偽っていろいろなことをしてしまったので、心を壊してしまい、うつ病になってしまったのです…。
ネクラでも今は会社設立をして、起業したりすることもあるでしょう。
もしあなたが筆者と同じようなタイプの人間であり、会社設立をしようと思ってるのであれば、この記事をを読んで同業者またはお客さんとの付き合いを学んでいただきたいと思います。
私のような末路になりたくないのであれば。
ネクラ起業人には必ず役に立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
筆者は会社の煩わしい関係性が嫌なので、会社を辞めて会社を設立し1人社長として事業を起こしました。
しかし待っていたのは、会社員時代の時よりも、めんどくさい付き合いだったのです。
1人会社なので自分で売り上げを上げなければ、自分を食わせることができません。
ですので、本当はやりたくなかった対面での商談や取引、飲み会等の誘いに乗ったりと、会社員時代でもそこまでしてなかった付き合いをやたらとするようになったのです。
またビジネスモデル的に同業者との連絡のやりとりが非常に重要なので、同業者ともよく飲みに行ったりしました。
情報の共有が目的だったのですが、なかなか情報も得られることもできず。
ただただ飲み会に連れていかれるだけという苦しい日々が続きます。
そしてある日、突然体が全く動かなくなり…病院で診てもらったところ、うつ病という判断を下されることになったのです。
心が壊れた状態で会社員として戻るわけにもいきませんし、このままお金を生み出さずに生きていくわけにもいきません。
だからこそ、付き合いをゼロにし、付き合いに対するストレスをゼロにするというのを目標に再起することにしました。
もちろん、この再起するまでには約半年以上何もできない日々が続いていたので、正直尻に火がついていたのでしょうね。
ではどうやって付き合いに対するストレスをゼロにして、会社を立て直していったのか。紹介していきましょう。
1番手っ取り早いのは取引先にもネクラであることを求めることです。
…というような人だけを見定めて、連絡を取るようにするのです。
同業者でもネクラを大量にいます。筆者のように本当にネクラなのに、ネクラじゃない人装っている人も。
ですので、思い切って、取引はメールだけにしませんか?と聞いてみてください。人間関係が変わるかもしれませんよ。
僕もネクラな友達といるとなんかホッとします・・・
1番効果的なのは取引先との契約時に、、
・・などの強制的に付き合いをしないような条項入れることです。
ビジネスだけの関係でさっぱりといきましょうよ、というのを法的に盛り込むという事ですね。
筆者はこの方法はいまだに続けており、この契約に則ってくれない人は、一緒に仕事をしないという固いルールを決めています。
今でも鬱は完全に抜けてはいませんが、またあの辛い日々に戻るのは嫌なので、このルールは絶対に外さないようにしています。
契約に盛り込むっていうのは勇気のいることだけど、そっちのほうがやりやすいってタイプの人は考えてみてもいいかもしれないわね。
取引先を限定していくと、なかなか稼げなくなってしまうのも事実。
やっぱり、同業者やお客さんの中には、あなたの時間を使ってくれるが故に買ってくれる人もいるのです。
つまりは飲み会などに付き合ってくれるから、サービスを買ってあげようという人がまだまだ存在します。
しかし、そんな人に時間を使っていくと自分が消耗するだけ。それ以外の人たちで売り上げを上げていく必要があります。
では具体的にどのように上げていくのか。紹介していきましょう。
1番手っ取り早いのはサービス内容を高めることです。つまりはぐうの音も出ないほどに、良いサービスを提供して買ってもらうという事ですね。
殿様商売と言いますか、これで買わないなら別に買わなくてもいいよ、という位にサービスを高めていくのが1番です。
そして、先ほども伝えた通り、サービスを提供する場合はそれ以外の付き合いは一切しないという条項を盛り込み、こちらが完全に有利な状態で取引が出来るようにします。
サービスを高めるのはかなり難しいですが、取引先に無駄な時間を使って自分が消耗することを考えれば、まだサービスを高める方が建設的ですし、余計に疲れる事はありませんよ。
どのみちサービスの質を高めないと、大幅な事業拡大は望めないからね。
人付き合いも大事だけど、まずはそこを重視しよう。
めんどくさい付き合いを強要するというわけでは無いのですが、質疑応答がやたらと多いクライアントがいます。
質疑応答をやたらと繰り返していく上で、調子に乗ってしまうのか、飲み会に誘ってきたりということも結構あるんですよね…。
ですので、質疑応答のときに、自分がなるべく矢面に立たないようにすることが重要になってきます。
そこで重要なのが「よくある質問」を作って、お客さんに渡すことです。
つまりは自分が説明しなくても「これさえ見ておけばあなたの疑問はすべて晴れますよ」というテンプレートを用意しておくわけですね。
これは個人的にものすごく助かりました。
いちど作ってしまえれば大抵の人に使えますし、それでも何か聞いてくる人はそもそも話を聞いていない、テンプレートを読んでないということで質の悪いお客さんになりますので、簡単に除外が可能。
最初に作るのはめんどくさいですが、これだけでかなりの時間を削減できるので、ぜひ作っておいてほしいですね。
コツとしては「これで良いだろう」と思わずに、小学生に解説するという意気込みで1から100まで解説するということです。
ネクラ関係なく「よくある質問」は重要。
EC業界では、電話やメールのお問い合わせ対応を最低限にするために、予測できる質問には事前に全部サイトで答えているわ。
事業効率化の一つの手段よ。
私はネクラでありながら、ネクラでないと自分を偽り、心を壊してしまいました。
ネクラが元気に振る舞ってしまったら、やはり心にはかなりの負担をかけるものなのです。
社会人だから、そういう風な事は我慢すべきだという人もいるかもしれませんが、無理なものは無理。
体と心を壊してしまっては意味がありません。
ですので、ネクラであるということをきちんと受け入れ、ネクはラネクラなりの方法で同業者とつるんでいくという方法が必要なのです。
今回紹介した方法はあなたにとってもヒントになると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上「【ネクラ向け】会社設立後の同業者と取引先との付き合い方」でした。
今回は「ネクラ」という括りで話を進めたけど、実はそうじゃない人にとっても役に立つ情報があったんじゃないだろうか?
どんな性格の人にとっても事業効率化は基本中の基本。
無駄を削減してスピーディーに事業を拡大していこう。
最初は立場が弱いからと考えて、何でも相手に振り回されてしまう経営者もいます。
でも、あくまで契約の際は対等であるのでこちらの意向をはっきり述べましょう。
そうじゃないとうまくいかなくなった時、お互い「こんなはずじゃなかった」ってなりますよ。