マリオ教授

今回はスタートアップの経営者の心を後押ししてくれる「マインドセット」についての記事だが、さとし君は強いマインドを持っているといわれることはあるかい?

基本的に僕は鋼のようなメンタルと日本刀のような鋭いマインドによって構成されています。

さとし君

一回人切ったら2回目以降は使い物にならなくなる日本刀ね。

アンナ先輩
マリオ教授

スタートアップは資本金も少なく、実績も売り上げもないから辛いことだらけだけど、チャレンジすることは忘れちゃいけない。
あと休むこともね。
うまく緩急をつけながら事業を楽しもう。

はじめに

スタートアップの1年は本当に苦しいです。なかなか売り上げが上がりませんからね。
だからこそ、なんとかこの現状を突破しようと思ってあがくもの。
ただ、何も考えずにがむしゃらに動いていても結果がついてきません。
売り上げが上がるためのマインドセット、、つまり心持ちをしっかりと固めていかなければ、結果は出ないでしょう。
そこで今回は苦しいスタートアップを実際に経験してきた筆者が、売り上げが上がるために必要なマインドセットについて解説していきます。

マリオ教授
今回記事を書いてくださったのは経営歴10年のRyuさん、よろしくお願いします。
ゲスト

Ryuです。IT起業をおこして10年です。
僕も最初は大変ストレスを抱えていて、眠れない日が続いていました。
皆さんの心の後押しができたらうれしいです。

  • なんとかこの苦しい状況打破したい
  • 最近自分のメンタルバランスがバラバラだ

上記のような人には役に立つ内容と思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

では早速、あなたに覚えておいて欲しい6つのマインドセットを解説していきましょう。

撤退できることなら試す

スタートアップでできる事は限られています。何故かというと、売り上げが上がっていない上に資本金という上限があるから。

そのため、思い切ったチャレンジがなかなかしにくい状況ではあります。

しかし個人的経験側としては、撤退できることなら試したほうがいいと思います。

つまりは失敗しても、あまり痛手にならないことであれば、とにかくどんどん試したほうがいいということです。

苦しい状況を打破するのは、いつも新しい発想やアイディアだったりします。

思いついているものの、実行せずに折角のチャンスを棒に振ることも少なくありません。

筆者も「もっと早くからこれをしとけばよかった」と思うことが多々ありました。

ですので、失敗したところであまり痛手にいらないアイディアならどんどん試してみて下さい。

失敗した分だけ学ぶっていいますしね。
というか、球数増やさないと最初は当たらない。
スポーツに似た部分があるのかも。

さとし君

ムダを省いて時間を作る

スタートアップは、忙しい忙しいと思って毎日凄いスピードで駆け抜けていきます?

ただ、ふと立ち止まって考えたとき、この仕事はやらなくてもよかったんじゃないかということが多々あります。

つまりは、自分で忙しいと演出していただけの話で、売り上げに直結するための動きがしっかりとできていなかったわけです。

もし毎日お忙しいと思っているのであれば、いちど立ち止まって、無駄がないかどうか考えてみてください。

そして無駄を完全に省いて、売り上げに直結する動きができる時間を作るようにするのです。

簡単に言えば、建設的でない事務作業ばっかりしていないで、売り上げを上げるための外回りに出たほうがまだいいよという事ですね。

最近は会計ソフトとか勤怠管理アプリとかあるから、大分事務作業が楽にできるようになったわよね。

アンナ先輩

自分なら絶対買う状況をつくる

「なんでこの商品は売れないんだ」と思うことは多々あります。その時、もし自分がセールスされたとしたら買うかどうかを考えてみてください。

もし「買わないな」と思うのであれば、自分なら絶対買う状況を作ることを常に意識しましょう。

  • 金額は妥当なのか
  • 商品の説明は適切なのか
  • 商談の場はきちんと落ち着いて話せるか

自分でも買わない状況でお客さんが買うはずがありません。

セールスされたとき、自分なら絶対に買うかどうか。それを強く意識しておけば、今後の活動にもうまくいきますよ。

マリオ教授

自分で客観的に判断できなくなったら信頼できる周りの人にきいて回るのもいいかもね。
「これ、正直言って欲しい??」ってね。

諸行無常が「真理」

いちどうまくいったことがうまくいかないことなんて、よくあります。つまりは「諸行無常」というものですね。

常に世の中やビジネスは変化しています。

  • 今まで売ってきた商品が急に売れなくなった
  • 今まで通用していたトークスキルがきかない
  • 大口の取引相手がいきなり音信不通になった

このような「あなたにとって不利な変化」がどんどん訪れてきます。

しかしそれが普通なのです。

それが普通だとしっかりと叩き込んでおけば「突然の変化」というビックウェーブが来たとしても、うまく乗りこなすことができます。

  1. うまくいっても今だけ。
  2. 大きな失敗をしたとしても必ずチャンスが来る。

こういった「諸行無常」を頭に叩き込んでおきましょう。

特にIT革命がきてからはものすごい社会の構造自体が変わってきているわ。
新聞やニュースでも世の中のニーズが察知できるようになるといいわよね。

アンナ先輩

休むことは悪ではない

スタートアップ時に勘違いしがちなのが「休むこと=悪」という認識です。

  • 今ここで止まってしまったら、うまくいかなくなってしまう
  • 自分はサボろうとしているんだ…
  • ここで一踏ん張りしなければならない

などと思ってしまいがちです。

しかし声を大にしていますが、休む事は全く悪ではありません。逆に休むことによって壁が突破することも。

筋肉は筋トレをした後、一定期間休まなければ大きい筋肉になりません。

それと同じで、会社もあなたも、ある程度動いたらしっかりと休まないと、成長できません。

「休むことも仕事」と言われますが、スタートアップ時ほどその言葉が当てはまるタイミングはないです。

ちょっと今日はしんどいかもしれないと思ったら、とりあえず休みましょう。

そうなんです!筋トレって休まないとむしろ体に良くないんですよ!
ビジネスにおいてもそうなんですね・・・
焦らないようにしよう。

さとし君

苦しくても正道をゆく

苦しいとき、すぐに結果を出したいので、裏技を使いたくなります。その裏技は大抵悪い方向に向かいがち。

何故かというと、お客さんや自分を欺くような方法をとるからです。

お客さんにとってのデメリットを話さなくなってしまったり、本当はやってはいけないと分かっていながらも手を出してしまったり…。

苦しいとき、すぐ結果を出したいという気持ちがあなたを「行ってはいけない道」に誘ってきます。

筆者も早く結果を出したい、とお客さんにとって不利益なことを話さなかったということで、裁判になったこともあります。

あの時、焦らずにちゃんときちんと話しておけば、その後3年続く裁判沙汰に巻き込まれずにすみました。

あなたにはそのような辛い思いをして欲しくないのです。

苦しくても、正しい道を行くというのを忘れないようにしてください。

マリオ教授

ビジネスにおいて「信頼」というのは最重要項目だからね。
短絡的に「楽」に走らないようにしましょう。

まだまだあがいてみよう

スタートアップは苦しくて当然です。最初からうまくいったところで、結局のところ、いつか苦しいのが待っています。

まあ、大抵の人は後から苦しくなるのではなく、最初の1年が1番苦しいでしょうが。

そんな時にあなたを奮い立たせてくれるのは、以下のようなマインドセットです。

  • 撤退できることなら試す
  • ムダを省いて時間を作る
  • 自分なら絶対買う状況をつくる
  • 諸行無常が「真理」
  • 休むことは悪ではない
  • 苦しくても正道をゆく

今、苦しくてもマインドセットをカラダにしっかりし刻んでおけば、絶対に何とかなります。

上記のマインドセットを心にがっちりとインストールして、もう少しあがいてみましょう。

夜明け前が最も暗い、と言いますが、あなたにとっての夜明けは、もうすぐそこまで来ているかもしれませんよ。

以上「【苦しい新米経営者は必見】売り上げがあがる6つのマインドセット」でした。

マリオ教授

暗いトンネルにいるときはいつまでもこれが続くんじゃないかって不安になるけど、結論としては道自体がなくなるか、もしくはトンネルを抜けられるかの2つだけしか未来はない。
できればがむしゃらに走って、自力でトンネルを走り抜けたいものだね。

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