掛け捨て保険の総称。満期までの期間は、契約する保険によってさまざま。掛け金
は割安だが、満期日の翌日に死亡すれば一銭も保険金は出ない。
種類も多く、これぞ掛け捨て保険の代表定期保険と名のつく保険には、必ず満期があります。満期までの期間は短いもので1年、長いもので100歳までと、相当幅がありますが、とにかく必ず満期が来て、その満期日をもって保険は終了します。もし、満期日の翌日に死亡しても一銭も保険金は出ません。
たとえ5億円の保険だろうと、翌日はゼロです。当然、それまで支払った保険料はまったく戻ってきません。その意味で掛け捨てであり、ハイリスク・ハイリターンです。
保険期間の短いものは、その短い期間しか保障していないので、保険料は安く、保険期
間が長くなればなるほど、保険料は高くなります。さてこの定期保険、保険期間が非常に長いタイプは「長期平準定期保険」と呼んで、通常の保険期間の短い「定期保険」と区別しています。税務上の取り扱いも、保険の目的も違ってきます。