保険会社によって月々払う保険料の差は意外に大きい

かつては保険商品に会社による差があまりなく、あっても重箱の隅をほじくるような差 で、比較も何もなかったのですが、昨今はまったく同じ商品で、保険料の差がかなりあり ます。 特に掛け捨てタイプは差が大きく、喫煙の有無や健康診断の状態に応じて、より割安な 保険料で引き受ける優良体系などができ、各社競争状態です。できれば、数社を比較して 検討したほうが、希望の商品を選べます。 先日、ある社長さんから、「セールスマンに義理があり、どうしても何かに入らないと いけないのだが、何が良いか」と、相談を受けました。客観的には義理があるとはあまり思えない状況で、むしろその社長さんの義理堅きに感 服しましたが、オススメしたのは、次の2種類です。 まず、どちらも保険期間は短いものにすること。次に5年か叩年の短い定期保険の掛け 捨てで、保険料を捨てる気で入るか、もしくは養老保険で貯蓄する気で入るか、おそらく 成績計上的には掛け捨ての方が喜ぶでしょうと話したら、では「掛け捨てで捨てます」と のことでした。保険期間を短くするのは、短いほうが長いものより途中解約したとき、解 約金の払戻率が高いからです。義理も、契約して5年も継続すれば果たせます。 何でもかんでも、数字だけで比較するのは好きではありませんし、つきあいというもの も実際ありますから、商品だけで単純に比べられないこともあります。 ただそのようなしがらみがない場合は、最近は保険料に差がありますから、比較する価 値は十分にあります。

会社サポートセンター