契約者は保険契約の権利を持つ人、または法人。被保険者は、保険の対象者。受取人は保険金の受取人である人、または法人。

保険契約の「必須登場人物」を覚えよう
・契約者とは、保険契約に関する権利を持つ。通常は「保険料を支払う人=契約者」です。
ただごくまれに契約者は妻であるものの、夫の口座から保険料が落ちているというように、実質的な保険料負担者が別にいるケースもなくはないですが、本来はお金を払う人が契約者になります。契約者になれるのは、人と法人。契約者は変更でき、法人契約を個人名義にすることも可能です。
・被保険者は、保険の対象になっている人。契約者と違って、人間しか被保険者にはな
れません(法人はなれない)。この被保険者の加入時の年齢や性別、健康状態などで保険料が決まりますので、被保険者はその後変更できません。
・受取人は、文字通り保険金の受取人。満期保険金や死亡保険金の受取を指します。

契約者・被保険者とは?

契約者 契約者保険料を支払う主体・法人または個人
被保険者 保険の対象になる人:法人の役員または従業員
受取人 法人契約の場合:主に法人
一部、被保険者の遺族
注意しよう 被保険者は誰か?
 → 辞めた従業員や役員がそのままになっていないか

保険料を支払い続けている場合も、もちろんだが、失効契約や、払い込みが終了している契約などで、うっかり辞めた人の契約がそのまま放置されているケースあり。

解約金や契約者貸付金の受取人は、受取人ではなく契約者になる。

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