就職活動を行う場合、複数の会社に応募するのが一般的ですよね。
採用面接をたくさん受けて、そのうち複数の会社の選考に受かり、内定をいただいたとしても、第一志望の企業以外はお断りしなければいけません。
そのため、採用を断る意思が固まった場合には、採用担当者に一刻も早く伝える必要があります。
しかし、採用を辞退する意志を伝えるためのメールを企業に送るとなると、「どのような文面で送ればいいんだろう」と断り方の例文について悩んでしまいますよね(^^;
採用を辞退をする際には、相手に失礼のないようにマナーを守ることが重要です。
そこで、ここでは、採用の断り方のメールでの例文を見ていきたいと思います。
また、失礼のないようにするための内定辞退のマナーについても確認したいと思います。
目次
これまでに、対応していただいた採用担当者や面接担当者に採用を断るという採用を辞退する意志を伝えなければいけいないというのは、大変心苦しいと思います。
しかし、採用を出した企業側は、着々と入社準備に向かって動いています。
採用の辞退者が出た場合には、再度、応募者から採用選考を行う必要が出てきます。
企業側が今後の手続きをスムーズに進めるためにも、辞退の意思が固まった場合には、採用担当者にできるだけ早く採用をお断りする意思を伝えるようにしましょう。
断るのが心苦しいからと採用を断るという旨を伝えずに引き延ばしてしまうと、企業に負担を与えるだけでなく、相手に与える心象も悪くなってしまいます。
気が乗らないかもしれませんが、もし、今回の採用を断ったとしても、今後、その企業や採用担当者と関わりがある可能性はほとんどありません。
そのため、お互いのためにも早く採用を断るという意思を伝えることが重要です。
採用辞退を伝えるための手段にはメールと電話がありますよね。
採用辞退をメールで伝えることは、決して失礼なことではありません。
むしろ、行き違いを防ぐことができるほか、早く確実に相手に伝えることができるため、電話よりも効率的な面もあるでしょう。
また、記録としても残るので、企業側の採用業務の負担が軽くなるのもメールのメリットといえますね。
今回は、メールでの採用辞退の伝え方について、詳しく見ていきたいと思います。
採用辞退のメールを送る時は、件名にも気を付けましょう。
採用担当者が受け持っている就活生は、あなた一人ではありません。
大企業の場合は特に、複数人の内定者がいることも多く、その人たちともメールのやりとりをしているため、件名から一見してすぐに内容がわかるものでないと、メールを見落としてしまう可能性があります。
採用担当者の見落としを防ぐためにも、件名は「採用辞退のお詫び+氏名」にするのが一般的です。
内定辞退の文面で必要なのは、採用辞退の意思とお詫びの言葉です。
長々と採用辞退の理由を、具体的に書き連ねる必要はありません。
メールの文面が長くなればなるほど、伝えたいことがわからなくなってしまうので、下記の例文を参考に、簡潔に書くことが重要です。
採用辞退を受諾・了承してくれた場合には、基本的には返信する必要はありません。
やり取りを長く続けると採用担当者の負担となる可能性もあるため、質問等がない場合には、ここで終了させた方が無難といえます。
他のメールに埋もれてしまっている可能性もあるので、確認のために、同じ内容のメールを再送するのも一つの方法ではあります。
その際には、「先日もお送りいたしましたが、ご連絡がございませんでしたので、念のため、再度お送りいたします。」と一言添えておくと良いでしょう。
採用辞退の連絡をする際には、企業側の負担を考えると、電話よりも効率的な面があるといえます。
しかし、メールは記録として残るものであるため、作成する際には誤字・脱字がないかどうか、敬語の使い方などの言葉遣いを間違えていないかどうかをしっかりと確認する必要があります。
また、誤送信を招くケースもまれにあるので、細心の注意を払って送るようにしましょう。
どんなに残念な報告であっても、速やかに、最後まで丁寧に対応することができれば、相手の心象を悪くするリスクを避けることができます。
相手に失礼のないように礼を尽くしたと思えれば、苦しい気持ちも切り替えられるので、ここまでに紹介したマナーや注意点、例文などを参考に、就活を乗り切りましょう(^^♪