マリオ教授

今回は秘書代行の体験者インタビューだよ

私も「女性の働き方改革」には興味があるから将来起業した時も、秘書は在宅のスタッフを雇おうと考えているわ

アンナ先輩
マリオ教授

CASTER BIZとか見ると最近は大手企業でも導入していることが分かるね

それではaiさん、簡単な自己紹介をお願いします。

はじめまして。
子供が小さいため現在は専業主婦です。

ゲスト

プロフィール

子供がまだ幼稚園児という事もあり、本業は専業主婦です。

毎日育児にバタバタの生活を送っているのですが、かつては秘書課でバリバリと働いていたので、何かしらの形で早く社会復帰したい、という思いがありました。

夫の収入に不満はなく生活に困窮している訳ではないので、無理に働く必要もありません。ただ何となくこの生活を続けていると社会との繋がりが無くなるような不安があったのです。

お小遣い稼ぎ程度にアルバイトでもしようかと考えていた頃、ネットで在宅の秘書代行という仕事がある事を知り、興味を持ち始めました。

在宅秘書代行の評価





おすすめ度(4.5/5)
収入(4/5)
スキルアップ(5/5)
働きやすさ(4/5)
労働効率(3.5/5)
安全度(4/5)

簡単な秘書代行

私が最初のサイトで見つけた秘書代行は、電話対応の内容が決められていました。

社長と社員2人の小さな会社の秘書として配属され、お客様からの電話があった際は、社長や社員が不在である事、折り返し電話する旨を伝える事が私の業務でした。

何か質問された時も「私ではわかり兼ねますので折り返しご連絡させて頂きます」と伝える事が決まっており、私が仕事の内容に口を挟む事はありません。

毎回伝えるフレーズは決まっている単純作業で、正直なところ、あまり緊張感は無かったです。

よく電話をしてくるお客様からは「あなたは本当に何も知らないんだね」と嫌味を言われた事もあります。

社長や社員さんからは電話の対応をして貰って助かっていると言われましたが、私としては仕事内容に不満を感じていました。

この程度の仕事なら子供でも出来る、もっとやりがいがあり、キャリアを活かせる仕事がしたいと思い、他の仕事を探す事にしました。

給料高めの秘書代行

法律事務所でした。主な業務は電話対応ですが、お客様からの伝言を間違えず伝えなければいけません。

法律事務所は正確さはもちろん、機密保持も大切な約束事で、最初に挨拶をした時は「あなたの電話の受け答えでうちの事務所に対する信頼も変わってきます。

「期待していますよ」と代表である弁護士先生に言われました。

自分の役割は責任重大なのだと背筋が伸びる思いがしましたが、最後の期待しているよという言葉で、早く信頼されたい、安心して仕事を任せて貰えるようになりたいと前向きな気持ちになりました。

昔から電話対応は仕事の中でも得意分野でした。

元々人と話をするのも好きなので、苦手と感じた事もありません。

電話の第一声が気持ち良い、声が聞きとりやすいと誉められた事もあります。

そのため自信を持って仕事に臨んだのですが、法律事務所の電話内容は話が重かったり、専門用語が飛び交うなど、企業で勤めている時の電話とはまた違います。

特に難しい専門用語が出た時は、何度か聞き返す事があり、お客様をイラつかせた事もありました。

法律の事まで勉強するようにとは言われていませんが、法律事務所の一員として働くには知識不足が否めません。とりあえずわからない言葉が出た時はメモしておき、後で調べるなどして自分なりに言葉を覚えていくようにしました。

最初の1ヶ月は激動の日々だったように感じます。

初めて秘書代行の仕事をした時は緊張感も無かったですが、この仕事を始めてからは緊張しっぱなしの状態でした。

私は子供が幼稚園から帰宅する3時までという契約になっているので、実働時間も人より短いのですが、それでも子供が家に帰る頃にはヘトヘトでした。

引継ぎが上手くいっておらず、私の後にシフトに入っている方から確認の電話が入ってくる事もありましたし、家事の合間に専門用語について調べる事もありました。この期間はとにかく余裕がなくて、まともに子供の相手もしてあげられなかったと思います。

「ママが仕事に慣れるまで我慢してね」と言い聞かせ、自分のしたい事に集中していたので子供には申し訳なかったです。

3ヶ月も経つと、ようやく仕事にも慣れていきました。幾度となく電話でお話をしたお客様もいて、話された内容が理解出来ず聞きなおすといった事も無くなっていきました。お客様からは私も法律事務所で働く事務員と思われたようで、軽い世間話をされる方もいます。

クライアントからも信頼されるようになり、弁護士先生からは「だいぶ仕事に慣れてきましたね。顧客からの評判も上々だし、これからは安心して仕事が任せられますよ」と太鼓判を押して頂きました。

秘書代行を始めてよかった点

この仕事を始めて嬉しかったのは、お客様から「あなたの声を聞くと元気が出る」と言われた事です。

もちろん私はお客様からの相談に応えている訳ではありません。話を聞いてメモをとって、その内容を先生方に伝えるという役割をこなしているだけです。

たまに世間話を軽くする事もありますが、特に密な会話をしている訳でも無いのに、そういった言葉で誉めて貰えるのは凄く嬉しかったです。第一声が良い、声が聞きとりやすいと誉められていた事が活かされているのだと思いました。

この事がきっかけで、ますます秘書代行という仕事が好きになっていった気がします。

子供が小学校へ入学するまでは、勤務時間も融通を利かせて貰ってます。

秘書業務を全うするには、本来はフルタイムで働くのが一番なのですが、時間が短くても電話対応をお願いしたいとクライアントからも言われ、本当に有難い事だと思っています。

副業として、あくまでもお小遣い稼ぎのような感覚で始めた仕事ですが、自分が働いた分はしっかりお給料として頂いているので、随分家計にも余裕が出来てきました。

将来的には副業から本業へとシフトチェンジしていく事になりますが、この秘書代行の仕事をさらに極めて、スペシャリストと言われるぐらいの存在になりたいと思っています。

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