バンドをやっていた経験を活かして自作曲販売の副業をスタート!

マリオ教授

若者というのはいつの時代もまっすぐ奔放に夢を追いかけるものだが、残念なことにプロになっても経済的な理由で夢を断念する人は多い・・・

先生どうしたんですか?涙ぐんでますよ?

さとし君
マリオ教授

・・・・・・

今回は特にその中でもバンドをやっていた方必見!自作曲販売の副業についてよ。

アンナ先輩

あれ?なんでアンナ先輩が仕切ってんですか?

さとし君

Ryuさん、自己紹介お願いします。

アンナ先輩

Ryuです。なかばおっさんに入りかけていますが、若いころはバンドマンをやっていました。

ゲスト

本業として事務の仕事をしているのですが、この仕事だけではなかなか満足できる収入を得られません。そこで副業を始めることにしたのです。最近は誰でも手軽にできる副業が増えて、本業以外に仕事をしている人も増えています。私も何かできることがあるのではないかと思い、色々と副業に関して調べ始めました。在宅ライターやアルバイト、Webデザインなど様々な副業がありましたが、中でも興味を持ったのが自作曲販売でした。私は昔バンドをやっていて、音楽で食べることを目指していた時期がありました。結局上手くいかず普通に就職することにしたのですが、自作曲販売ならその経験を活かせるのではないかと思ったのです。

自作曲販売業の評価





おすすめ度(4/5)
収入(4/5)
スキルアップ(5/5)
働きやすさ(3/5)
労働効率(3/5)
安全度(4/5)

この記事を読んで分かること
  • 自作曲販売で稼ぐために必要なもの
  • 自作曲販売で稼ぐ手順
  • 作曲家としての営業のかけ方

まず自作曲販売をするためにしなければならないのが、曲を作るための環境を整えることです。昔使っていた機材はあったのですが、販売できるほどのクオリティーにしようと思うと、ある程度の環境が必要になります。最近はDTMというものを使って曲を作るのが一般的なので、DTM環境を整えることから始めます。パソコンは持っていたので、後はオーディオインターフェイスとDAWソフトが必要です。オーディオインターフェイスというのは、ギターやボーカルなどの音声をパソコンに取り込むための機材です。DAWソフトはパソコン上で曲を作るためのソフトで、cubaselogicなど様々なソフトが出ています。私はcubaseを選びました。

DAWソフトはプロが使うようなものでも5万円前後、オーディオインターフェイスもその程度なので、10万円程で曲を作るための環境が整いました。最近は機材がどんどん発達していて、この程度の費用でプロと同等の環境が整うのですから驚きです。いきなり販売するための曲を作るのは敷居が高いので、とりあえずたくさん曲を作って作曲に慣れることから始めました。バンドをやっていた時に曲は私が作っていたので、その経験があり曲作りにはそれほど困りませんでした。DAWソフトを使って色々な楽器の音色を録音し、曲を作っていきます。せっかく曲を作ったので、それをツイッターやyoutubeで公開することにしました。自分が作った曲を他の人がどう感じるか反応を見たかったのです。

これが思いの外好評で、手応えを感じました。youtubeに投稿した楽曲は、半年ほどで1万再生を超え、高評価が100件以上ついた動画もあります。コメントで色々な反応があったので、それを参考に色々な曲を作り経験を積んだところ、コンスタントに曲が作れるようになりました。自作曲販売でお金を稼ぐためには、ある程度短いスパンで曲を販売する必要があります。youtubeへの投稿が作曲スピードを高め、どういう曲が人に受け入れられるのかの感覚を掴むのに役立ちました。こういった活動をしばらく続けていると、自然とファンの人も増えてきます。コメントでオリジナルの販売はしないのかという意見も出てきました。

これはチャンスだと思い、実際に自作曲の販売をスタートすることにしたのです。しかし、実際販売しようと思うとどうやって販売すればよいか悩んでしまいます。最近はCDを販売するだけでなく、iTunesなどでダウンロード販売する方法もあります。私は音楽はCDで購入する派だったので、とりあえずCDを作って売ったほうが良いだろうと思い、CDの作成を始めました。パソコンとプリンターさえあれば、CD自体は簡単に作ることができます。ジャケットをデザインし、作った楽曲をCDに入れればオリジナルCDの完成です。出来上がったCDは、同人CDを取り扱うショップに依頼し販売を委託することにしました。その方が支払いやCDの発送などが楽だったからです。

しかし、意気込んで販売したCDは思ったほど売れませんでした。youtubeではあんなに反応が良かったのに、なぜ売れないのか疑問でしたが、ファンの人の反応を見るとCDは買いにくいという意見が多かったのです。私の世代ではCDを買うのが当たり前だったのですが、最近は殆どの方がダウンロードで音楽を聞いているようです。確かにその方が手軽ですし、CDを買うよりも安く済みます。それならばと、私もダウンロード販売を始めることにしました。iTunesなら手数料は掛かってしまいますが、意外と簡単にダウンロード販売ができます。曲数が増えると手数料も多くかかるので、まずは自信のある2曲をシングルとして販売しました。これがかなりの数売れました。CDはほとんど売れなかったのに、同じ曲でもダウンロード販売にしただけでこれだけ売れるとは驚きです。

その後は曲を作ってiTunesで販売するというのを繰り返し、販売数も少しずつですが伸びてきました。固定のファンもつきはじめ、毎月安定した収入が入るようになったのです。あくまで個人でやっていることなので、大儲けできる程ではありませんが、副業としては十分な売上です。また、こういった活動を続けていた所、楽曲制作の依頼も来るようになりました。最初とある同人ゲームの製作者さんから、ゲームの音楽を作って貰えないかという依頼があったのです。同人ゲームということもあり、依頼料はそれほど高くはなかったですが、面白そうだと思い引き受けることにしました。ゲーム音楽は初めてでしたが、やることは普通の曲とそれほど違いはありません。依頼者から戦闘で使う曲、回想シーンで使う曲など事細かに依頼がくるので、それに合わせて楽曲を制作していきます。

こうやって作ったゲーム音楽が意外とヒットしたようで、それをきっかけに自分の曲の売上がさらに伸びました。自作曲をたくさん売るためには、自分の名前をいかに広めるかが重要です。どんなに良い曲を作っても、それを知ってもらわなければ意味がありません。副業として自作曲販売を始めるなら、色々な方法を使って自分を知ってもらうことから始めたほうが良いです。youtubeに投稿したり、ツイッターで宣伝するのもよいでしょう。自作曲販売の副業は、どんなに時間を掛けて曲を作っても、それが売れなければ何の収入にもなりません。大変なのは良い曲を作ることではなく、どうやってそれを売るかです。

私は現在オリジナルCDを出しながら、色々な同人ゲームの作曲、ゲーム実況動画などで使われる音楽の制作をしています。最近はCDの売上よりも、他での収入のほうが多くなってきました。自作曲販売というのは、CDを作って売るだけではありません。自分の曲を色々な人に使ってもらうことで、収入を得ることもできます。いきなり仕事の依頼がくるということはありませんが、地道に活動を続けて実績を積めば、ゲーム音楽などの依頼がくる可能性は十分あります。最近はクラウドソーシングを使って、音楽制作の依頼を受ける方法もあるので、それを利用するのもよいでしょう。

私はクラウドワークスやランサーズなどを利用することがあります。オリジナルのゲームを作っている方や、自作のCDを出したいという方が、作曲の依頼を出していることが多いです。そういう依頼を見つけて自分を売り込み、仕事を掴むというのもおすすめです。クラウドソーシングを利用する利点は、繰り返し依頼が来る可能性が高いということです。一度依頼を受けて依頼者を満足させることができれば、その後も自分に楽曲制作を依頼してくれる可能性があります。定期的に依頼を受けられれば、安定した収入に繋がります。

色々な副業がありますが、私は自作曲販売の副業をとても気に入っています。自分が好きな音楽でお金が稼げるなんて、これ以上幸せなことはありません。誰でも簡単に曲が作れる環境が整っているので、私のように音楽で稼ぐ人はどんどん増えています。昔のようにプロにならないと音楽で稼げないということもなくなったので、誰にでもチャンスがあります。

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