語学力には自信あるけど、全くの未経験者が手を出せる分野なのかしら
最近ではクラウドソーシングで様々な難易度の募集があるよ
さらにコツを掴めば効率的に案件をこなすことができるんだ
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よろしくお願いします。
私はずっと英語が好きでToeicのスコアは900点ほどでした。しかし翻訳を仕事にするなど「夢のまた夢だ」と勝手に思っていました。
翻訳に憧れはあっても、未経験者が仕事を取れるとは思えなかったからです。
目次
翻訳を副業にすることを考えている人は、「果たしてどれだけ儲けられるのか」というのも気になるのではないでしょうか?
翻訳の相場ですが、1言語何円という計算をするのが一般的です。
たとえば、英語から日本語に訳す場合1文字5円程度から、日本語から英語に訳す場合は8円程度〜となっています。
これはあくまでも目安で、難易度によりもっと高額になります。
しかし、近年ではインターネットサービスによる翻訳技術の向上により、より安価でスピーディに翻訳サービスを提供されるようになっているのが現状です。
ですので、これから翻訳を副業にと考えている人は、基礎的な語学力だけでなく、インターネットサービスをいかに使いこなせるかが重要なポイントになります。
まず1つ目のポイントですが、「翻訳サービスをフルに活用する」ことで効率的に仕事ができるということです。
「翻訳を副業にしたい」と考える人は、恐らく語学が堪能あるいは好きな人ではないでしょうか。
それはもちろん重要な要素ですが、翻訳を仕事にするためには、必ずしも高レベルな語学力が必要というわけではありません。
翻訳の仕事はいわゆる英語の試験ではありません。テストでは禁じられているオンライン翻訳や翻訳ソフトを利用することも可能です。
つまり、翻訳力が完璧ではなくとも、機械の力を借りることでかなりの作業をこなすことができるのです。
通訳サービスの使い方は下記のようなイメージです。
この様に語学の試験でいつもケアレスミスをして高得点をとれない人でも、翻訳サービスを賢く利用すればミスを見抜けるようになり、高レベルの翻訳を実現することが可能になります。
2つ目のポイントですが、翻訳では「和訳」か「外国語訳」のどちらかを選べます。
翻訳家になるには、外国語を日本語に、また日本語を外国語にと、両方ともを完璧にこなせないといけないと想っている人もいるかもしれません。
しかし、実際には、どちらか一方だけでも仕事を受けることはできます。
私の場合、英語の読解力はありますが、ライティングのほうは正直いって自信がありません。
なので英訳ではなく和訳を主体に仕事を請け負っています。
つまり、「外国語に訳す自信がない」からと、翻訳家になることを諦める必要はないということです。
また、日本語に訳す仕事をこなすうちに英語の知識が増えて、英語訳のレベルも上がるようになりました。
3つ目のポイントですが、専門分野に的を絞って学習するということです。
翻訳のジャンルですが、多岐にわたります。
医療系やIT関係、特許や貿易といった専門用語を知っていないと訳せないということもあれば、履歴書や観光案内、取扱説明書といった定型文を少し手直しするだけで済むものもあります。
更に人気の文芸翻訳や映画訳などもあります。
ただ、こちらは仕事の数がさほど多くないのが現状です。
中でも、専門性の高い分野に強いほうが報酬はよく、コンスタントに契約をとれる可能性があります。
私も、貿易関係の言語を徹底的に学んだお陰で、ひとつの会社と数年間にわたり取引をした経験があります。
ただ、初めて翻訳を手掛けるという場合は、自分が何が得意なのかわからないこともあるでしょう。
それに、たとえ知識があっても、実績がないと仕事をもらえないこともあります。
ですので、初めはごく簡単な翻訳案件のみに絞るのがよいと思います。
まずは、何でもよいのでチャンスがあれば翻訳をし経験を積むことです。
それらを実績として履歴書に記載すれば、より高額な案件を依頼してもらえるようになるでしょう。
最後に、いかにして翻訳の仕事を獲得するかですが、翻訳者募集に応募する方法と、翻訳会社に登録するという方法があります。
クラウドソーシング系には、必ず翻訳というジャンルがあります。
翻訳業務のジャンルがあるので初めてやる方はクラウドワークスでチャレンジしてみましょう
ランサーズにも翻訳の仕事が定期的に募集されています。
それをマメにチェックしていれば、翻訳の仕事が何かしらみつかるはずです。
未経験者の場合は採用される可能性は低いのですが、その場合には、あえて報酬が低いものを狙うようにするのがおすすめです。
安い仕事でも積み重ねることで翻訳家としての実績を得ることができます。
翻訳会社に登録すれば、放っておいても、仕事の打診が来るようになります。
ただ、翻訳会社に登録するには、語学の実力を証明せねばなりません。
語学系の大学や専門学校を卒業していると強いですが、そうではないなら、何かしらの英語能力を示す試験を受けておくとよいかもしれません。
英検、Toiec、ieltsなどが英語の試験としては有名ですが、翻訳家として登録するには「高得点」と一般的に認められているレベルを目指すのがよいと思います。
そういうものがあれば、たとえ未経験でも仕事を依頼される可能性が高まるでしょう。
最後に、翻訳の仕事ですが、ほとんどが時間との勝負です。何日も猶予が与えられるのではなく、場合によっては数日後、あるいは同日中に仕上げることを求められるケースもあります。
納期に間に合わなければ、いかによい翻訳をしたとしても給与は支払われないこともあります。
どれだけ効率よく仕事をできるかが勝負です。そのためにも、何度も繰り返しますが、単に語学力を磨くというのではなく、コンピュータとソフトを使いこなせるようになるのがポイントです。
それらを駆使できさえすれば、翻訳の仕事というのは年齢に関係なく続けられるものです。
本業や家事の合間にこなすこともでき、インターネット環境が整ってさえいれば、たとえ引っ越しをしたとしても仕事を請け負うことができるのが魅力です。
厳しい納期はありますが、語学に興味がある人なら、知的好奇心が満たされる楽しい副業だと思います。