ここでは、皆さんが気になるであろう、創業資金について書いているよ。
少なくとも起業してから1年間、どれだけの資金が必要か、どのくらいの資金がいつ不足するのか、シミュレーションしておくといいでしょう。
実際に事業を始めてみると、想定外の出費や計画通りに売上が上がらないのが普通です。実際に起業してから経営が安定するまでの1~2年目が今後も会社が事業を続けられるかの最難関となります。一般的に安定した売上入金が確保できるまでにはかなりの時間がかかります。それにもかかわらず、初期投資や毎月の支払で資金はどんどん減っていきます。最初にどれだけの資金調達ができるのかが勝負となります。
まずは例を参考にしながら下の式に数字を当てはめて必要資金がいくらなのか計算してみましょう。必要資金は設備資金と運転資金の合計です。
これは1つの目安です。
具体的な運転資金を書き出してみると、イメージしやすいかもしれません。
必要資金 = ① + ② × 3ヶ月
= 7,700,000 + 7,611,000
= 15,311,000円
必要資金は15,311,000円となります。
事務所、店舗 敷金・礼金 | 1,000,000円 |
内外外装、看板作成費等 | 4,500,000円 |
車輛 | 0円 |
机、イス等備品 | 2,000,000円 |
パソコン、プリンタ、電話機等機器 | 200,000円 |
①設備資金合計 | 7,700,000円 |
仕入れ資金 | 1,000,000円 |
役員報酬 | 300,000円 |
従業員等給与 | 500,000円 |
社会保険料 | 110,000円 |
外注費 | 0円 |
旅費交通費 | 20,000円 |
通信費 | 20,000円 |
家賃 | 300,000円 |
水道光熱費 | 60,000円 |
広告宣伝費 | 60,000円 |
会議費 | 10,000円 |
交際費 | 10,000円 |
消耗品費 | 70,000円 |
税理士等顧問料 | 30,000円 |
リース料 | 20,000円 |
支払い手数料 | 10,000円 |
荷造運賃送料 | 5,000円 |
支払い利息 | 12,000円 |
①1ヶ月の運転資金合計 | 2,537,000円 |