事業がはじまっても、うまくいくことだらけじゃない。
事前にリスク回避するために様々な計画を練っておこう。
金融機関や補助金審査員は起業家が事業を行なう上で起こり得るリスクをどれだけ予見できているか、そのリスクを回避するためにどんな対策を練っているのかを注視します。まずは起こり得る最悪の事態を想定して書き出してみます。そしてその事態が起こったときに、具体的にどのように対処するか、検討を重ね記載していきます。何があっても存続できる体制というのは何があっても借入金を返済できる体制であると見ることができます。
想定できるリスク
例 | 対処法 | 相談先 | |
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法的リスク | 許認可、知らぬ間に法を犯す、契約トラブル、損害賠償 | コンプライアンスの徹底、事前に専門家に確認する | 弁護士、行政書士 |
事故災害リスク | 労災事故、自動車事故 | 危険予知と対策、保険に加入する | 損害保険会社、社会保険労務士 |
規模的リスク | 目が行き届かない | 急激に拡大しない、遠隔地に支店を出さない | 税理士、中小企業診断士、コンサルタント |
金銭的リスク | 売上不足、売掛金回 収、税金、支払いができない、返済できない | 取引先選びを慎重に行なう、専門家の助言を受ける、借りられるうちに融資を借りておく | 税理士、中小企業診断士、コンサルタント |
雇用のリスク | 給料、責任、労務トラブル | 最初は雇わない、十分に話し合う、専門家に相談しておく | 社会保険労務士、弁護士 |
健康リスク | 病気で就業できない | 健康診断を受ける、節制する | 病院、クリニック、歯科 |
挙げてみるといっぱいありますね・・・。
でも準備は重要!いざという時焦らなくて済みますよ。