職場を退職するとなった時、退職挨拶・スピーチを行うのは、朝礼のタイミングが多いかと思います。
送別会などで挨拶を行う時とは違い、あまり長々と話をしてしまうと、業務時間をつぶしてしまうことになり、周囲に迷惑をかけるかもしれません。
そのため、朝礼で退職挨拶やスピーチをする場合には、いくつか気を付けるべきポイントがあります。
また、挨拶をするのは退職日当日ですから、退職挨拶として一言を求められた場合、事前に準備しておかないと焦ってしまうことになりますよね(^^;
「一言といっても、何を話せば良いんだろう?」と悩んでしまう人のために、今回は一言の例文をまとめてみました。
そこで、ここでは、退職挨拶・スピーチを朝礼でする場合のポイント、朝礼で使える一言の例文や、短い言葉でも感謝を伝えるコツなどについて詳しく見ていきたいと思います。
目次
退職挨拶・スピーチを朝礼でする場合には、1~2分程度で話す必要があります。
朝礼はあくまでも業務の一環として行われているものなので、長々と話をしてしまうと業務の邪魔になってしまうかもしれません。
他の社員の方の業務時間を削って挨拶をさせていただいていることを念頭に置いて、退職挨拶・スピーチを行うようにしましょう。
そのため、朝礼でする場合には、退職日前日までに、簡潔に話せるように内容を準備しておくことが重要ですね。
内容としても、長々と思い出話を詰め込むのではなく、要点をまとめて、本当に伝えたいことだけを伝えるのが良いのではないでしょうか。
要点をまとめるためには、一度、どんなことを伝えたいのか、思い出話もまとめて書き出してみて、あとで不要だと思う箇所を削っていくようにすると良いでしょう。
また、思い出話をする際にも、周囲が明るくなるような話題を選ぶことが重要です。
朝礼は、業務を開始する前に行うものなので、あまりに感傷的になって話をしてしまうと、聞いている側も気分が暗くなって業務に支障を与えてしまう可能性もあります。
そのため、自分の失敗談を語るようなネガティブな内容のものや、会社や周囲にマイナスな印象を与えるような内容のものは避けるようにしましょう。
あくまでも、退職挨拶・スピーチを経て良い印象を抱いてもらって、気持ち良く送り出してもらえるように、前向きで明るいイメージで終えられるものに留めておくことがポイントとなります。
朝礼で退職挨拶・スピーチを行う際のポイントがわかったとしても、「実際にどんな内容のものを言えば良いんだろう?」と悩んでしまうこともありますよね。
今回は、朝礼で使える一言の例文を下記にまとめてみました。
ここでは、退職理由別に一言の例文を紹介していきます。
上記はほんの一例ですが、状況に応じて自分なりにアレンジすることがポイントです。
もし、朝礼時の挨拶までに送別会が行われていた場合には、退職理由を改めて説明する必要はありません。
その際には、送別会を開いてくださったことへのお礼も挨拶に添えられると良いでしょう。
また、朝礼後にお菓子を配りながら個々人に挨拶してまわる場合には、朝礼時の挨拶は簡潔に済ませてしまうのも一つの方法といえますね。
このように、状況に応じて自分なりにアレンジしつつ、今までの感謝をしっかりと伝えるようにしましょう。
退職挨拶・スピーチを朝礼でする場合には、短い言葉で伝えることが重要です。
ただ、短い言葉で感謝を伝えるとなると、内容を考えるのが難しいですよね(^^;
では、どこをしっかりと考えれば感謝を伝えることができるのでしょうか?
短い言葉でも感謝を伝えられるコツは、具体的なエピソードを交えて感謝を伝えることです。
単に感謝を伝えるだけでなく、具体的なエピソード(根拠)があるのであれば、説得力も増しますよね。
また、感謝を伝える際には、相手に目線を送りつつ、笑顔ではっきりと伝えることも重要です。
より長い内容でスピーチを行う場合には、しっかりと準備をしていくことが重要です。
これらの点に気を付けて、退職挨拶・スピーチを無事に乗り切りましょう♪