語学スキルを活かした副業をして、将来的には海外で働きたいな
アンナは一年語学留学していたんだっけ?
それなら通訳か翻訳で稼ぐのがおすすめだよ
翻訳は手軽に手軽にできる副業で、通訳はライバルが少なめで報酬が高めの副業と言われている
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今後のキャリアのことも考え、副業として通訳をやってみたいと考えている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
しかし、なかなか自信を持てなかったり始め方がわからなかったりと最初のハードルが高いのも事実です。
2020年の東京オリンピック開催の影響もあって通訳は今後、需要が高まる仕事なのは間違いありません。
副業として始めるなら今がチャンスなので、興味がある方はこれを機に本格的に動き出してみましょう。
目次
通訳は、異なる言語を話す2者の間に立って意志の疎通を手助けする仕事です。そのため、2ヶ国語を話すことができるのが必須条件です。
副業で始めるなら、まず英語をマスターしておきましょう。
本業の通訳者は海外企業の商談や国際会議などの仕事が多いですが、副業の場合は外国人の日本旅行に同行したり、病院などの公共機関での補助をしたり仕事がほとんどです。
通訳とよく混同されがちな「翻訳」ですが、両者は全く違う仕事です。
通訳は口頭での会話がメインですが、翻訳は1つの言語を別の言語に置き換えていく書類ベースの作業です。
通訳ではコミュニケーション能力が何よりも大切ですが、翻訳では正確で意味の通る訳を作成する文章力が求められます。
「通訳案内士」という国家資格がありますが、一般的な通訳の仕事は英語と日本語を話すことができればすぐに副業として始めることができ、旅行ガイドのレベルなら日常会話レベルの英語力でも十分務めることが可能です。
通訳案内士の資格を取ると日本観光通訳協会などに登録することができ、仕事を斡旋してもらうことが可能です。
語学力だけでなく日本の地理や経済などの知識も問うハードルの高い試験ですが、持っておいて損はありません。
通訳を副業として始めたいと思ったら、どうすればよいのでしょうか?
ここでは大体の仕事の流れと、登録すべきサイトをご紹介します。
観光ガイドの通訳の依頼をもらった場合、同行する日までにどのルートで旅を進めるのか、どんな説明をするのかを事前に用意しておきます。
事前知識の収集・準備が仕事の最も重要です。
当日依頼者に同行してガイドをします。殆どの場合、1日拘束となります。
病院など公共機関へ同行する場合は、拘束時間が短くなる場合もあります。
Crowdworks(クラウドワークス)は副業サイトの代表格、クラウドワークスには通訳者の募集案件が上がることが多々あります。面接なども必要ないので、登録して定期的にチェックすることをおすすめします。
Lancers(ランサーズ)もクラウド副業サイトです。案件数が多いため、こちらもクラウドワークスと合わせて仕事探しに便利です。
https://www.lancers.jp/work/search
Voyaging(ボヤジン)に通訳者として登録しておくと、ガイドを求めている依頼者と繋いでもらうことができます。間に会社を挟んでいるため報酬の未払いなども防止でき、最初のステップにおすすめです。
https://www.govoyagin.com/ja/guide-registration
KIKKO(キッコ)は登録派遣方のサービスで、面接でのスキルチェック後に仕事を紹介してもらえます。土日のみ、深夜のみにも対応してもらえるので、副業としての働き方にぴったりです。
https://kikko.co.jp/work/interpreter
「通訳案内士」の資格を取得した場合、日本観光通訳協会の会員になると「ガイド検索システム」「JGAガイド企画ツアー」に登録して仕事を探すことができます。また無料での仕事紹介もしてくれるため、まず資格から始めてみるのも手です。
https://www.jga21c.or.jp/admission_info.html
gengo(ゲンゴ)
gengo(ゲンゴ)は国内最大の翻訳専門のクラウドソーシングです。翻訳の案件もたくさんあります。クライアントは主に法人なのでクオリティを求められますが、一般的なクラウドソーシングにある案件よりも高単価でトラブルがほぼないと言っても良いでしょう。翻訳を副業にするならgengo(ゲンゴ)がおすすめです。
通訳のコツは情報の取捨選択です。コミュニケーションの中で2者を繋ぐ存在であるため、頭と口をフル回転させるためにも余計な情報を瞬時に削ぎ落とすことが大切です。
また旅行ルートや説明だけでなく、「わびさび」「もったいない」など日本語特有の表現を英語でどう表現するのかもあらかじめ考えておくと、いざという時に困ることがありません。
最も効果がある勉強方法はシャドーイング(Shadowing)です。シャドーイングとは英語をヒアリングしながらすぐさま声に出して真似して発音する訓練法のことです。
初めて聞くスピーチやテレビなどでシャドーイングするのがポイントです。外国にいる場合は現地のラジオを聞きながらするのがおすすめですね
通訳のメリットは、なんと言っても外国人の生の英語に触れられることです。
実際のコミュニケーションを介するため、発音や言い回し、伝えるための工夫などが驚くほど早く身についていきます。
また、「人の助けになっている」「日本のことを外国人に好きになってもらっている」というやりがいを感じることができるのも大きな点です。
実際外国人とコミュニケーションを取ることができる、というクレジットにもなるため転職などにも有利な経験となるでしょう。
通訳は実際に同行することが前提のため、会社員として平日働いている際の副業としては時間の確保が難しいことがデメリットです。
通訳を本業としている人たちは平日も稼働しているため、通訳を依頼する側にとっても柔軟なスケジュールに対応してくれる方に頼みたいと思ってしまいます。
そのため、スケジュール調節は通訳をする上で大きな壁となることは覚悟しておきましょう。
日本国内であれば治安が良いので問題ありませんが、インドやその他の地域で現地通訳をする場合は、多少の危険は伴います。
現在住んでいるインドで副業として通訳の仕事もしているのですが、日本人から「インドって思っていた以上におもしろい国ですね」と言ってもらった時には自分が日本とインドの架け橋になれたような嬉しさを感じます。
病院など医療機関へ同行する際には1つの思い違いが後々大きなミスに繋がりかねないのでかなり気を遣います。
それでも「助かりました」という一言を聞くことができるとその苦労も報われます。
自分が費やした時間と労力がやりがいとして返ってくる仕事であるのは間違いありません。
通訳をした時の報酬は時給1500~3000円、日当10,000円〜30,000円スタートが目安です。
拘束時間は病院や入国管理局など公共機関への同行は2~5時間、観光の場合は8時間〜12時間(丸1日)となる場合が多いです。
通訳に向いているのは、人との緻密なコミュニケーションを煩わしく感じない人です。
日本での通訳は主に外国人が依頼者となりますが、何を考えているのか、どうして欲しいのかを的確に把握しなければなりません。
繰り返し意見を聞き、反応を見ながら対応する柔軟性も持っておく必要があります。
Q、汚い言葉をそのまま通訳する必要がありますか?
A、基本的にはありません。
Q、日本のように方言がある言語の通訳は難しい?
A、事前に勉強しておく必要があります。アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語は全く違う単語を使う場合があります。スコットランド人が話す英語は特に難しいです。
Q、自分のスキルで通訳出来るでしょうか
A、通訳には通訳斡旋会社のテストがあるのでそこは大丈夫だと思います。最初は緊張しますが慣れです。
Q、誤訳によって、万一問題が起こってしまった場合どうなりますか?
A、基本的には通訳斡旋会社の規約によります。不安な場合は医療系の仕事は避けた方が良いかもしれません。
実は僕も日本の大学院に留学して来たばっかの時は日伊の通訳をしたことがあるんだ
留学生には特におすすめだよ
通訳はやりがいが大きい分、副業としてやるには時間の拘束がネックです。
対面のコミュニケーションがなく自分の好きな時間でできる翻訳の方が副業としては融通が効きやすいでしょう。
スキルアップの面でも、やりがいの面でも翻訳は通訳に劣りません。
副業初心者なら、まず手始めに翻訳を始めてみてもよいかもしれません。