マリオ教授

起業をすると、サラリーマン時代と違って、不確かなことだらけです。
だからこそ、自分で管理できる範囲内のことはしっかりして、黒字を出せるようにしましょう。

かせげる

先ほども説明したように、「売上−経費=利益」の考え方をもとに経費のコントロールに取り組むのです。
サラリーマン時代とは違い何時間働こうが、いくら経費をかけようが、お客様が買ってくれる保証はありません。売上の確約を取ることは出来ないからこそ、自分で管理できることに注目して黒字会社を目指すのです。
 自分で管理できること、それは経費です。何にいくら使うか、使わないかはあなたに100%決定権があります。だからこそ、黒字起業の発想が重要になるのです。創業計画書を作成する中で、見込み客を想定し、いくらの売上になるかを予測しました。その計画書に沿って経費は予測の範囲内に抑えなければなりません。もちろん予測ですので、見込みと大幅にずれることもあります。だからこそ、細かくよく考えて創業計画書を作成しなければならないのです。
 黒字企業の社長は、顧客の目線で客観的に自社を見つめ、経費の管理を行なっているのです。これはおかきの原則の「お」と「き」の部分にあたります。

マリオ教授

経費の管理は面倒な部分もあるかもしれませんが、積もり積もってその結果が大きく会社の経営にかぶさってきます。
マメにチェックしましょう。

kuratomi