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誰も気付かなかったビジネスチャンス!評価を得るまでの道のり

マリオ教授
マリオ教授

今回はブルーアイランド戦略を見事成功させた、とある経営者のお話だ。

ブルーアイランド戦略・・・?
なんですか?それ。夢の国の戦略ですか?

さとし君
さとし君

他社が行っていない前人未到のビジネスを行うことで、競争相手0の中でビジネスを有利に展開していくという戦略よ。

アンナ先輩
アンナ先輩
マリオ教授
マリオ教授
さすがだね、アンナ君。
他社との差別化を図りたい経営主さんには、是非読んでもらいたいな。
この記事を読んで分かること
  • ブルーアイランド戦略とは
  • 100%の品質は求めない
  • 口コミは非常に重要!
マリオ教授
マリオ教授

それでは、インタビューに協力してくれたMiyuさん、簡単に自己紹介をお願いします。

Miyuです。
現在はネットをメインにインテリア雑貨の販売を行っています。

ゲスト
ゲスト
プロフィール

オリジナルのインテリア雑貨の販売をしたくて起業しましたが、同業で安価の製品を販売しているライバルはたくさんいるため、何かしらで差別化を図る必要がありました。
そこで他ではみられないような、一風変わったインテリア製品を販売することにしました。

~「ブルーアイランド」戦略とは~

ビジネスの世界には「ブルーアイランド」という言葉があります。
ブルーアイランドとは、他の誰もがまだ行っていない前人未到のビジネスを世界で初めて行うことで、競争相手0の中でビジネスを有利に展開していくという戦略です。ブルーアイランド戦略が成功すれば、なんせライバルがいないのですから、どんどんシェアが拡大できるのは目に見えて明らかです。ただし、そのようなビジネスチャンスを見つけるのは大変困難なのが現実です。そう甘くはないのです。また、世界初の製品やサービスを作ったとしても、それがどういう価値があるものなのかを宣伝し、評価を得るまでにも長い時間がかかります。資金が豊富であれば大々的に広告を打つこともできますが、そうではないケースも多いことでしょう。

ブルーアイランド戦略を成功させるためには、少ない数の人だけでも良いので、とにかく高い評価や関心を得ることが最重要課題となります。

マリオ教授
マリオ教授
なんであれ一部の層からの強い支持を得られると経営として安定するよね。

~60〜80%の品質でも気にせずまずは50個生産~

私がとった戦略は、100%のクオリティーの製品を5個作るのではなく、60〜80%の品質でも気にせず50個作るということです。
最初に作ったのは、LEDの豆電球をたくさん使ったインテリアです。明かりは普通夜に使いますが、この製品は日光に反応して昼間だけ明るくなるオブジェのようなものです。
まだ誰も見たことも知ったこともない製品やサービスは、発展途上の未完成品でも問題はありません。なんせ比較するものがないのですから、品質のパーセンテージを決めるのは、結局自分の自己満足度でしかないわけです。自分の頭の中だけで100%のクオリティーだと思っていても、お客様の方ではそうだとは思わないことだってあります。
とにかくたくさんの製品やサービスを紹介し、実際お客様に触れたり比較したりしてもらうことの方が重要です。

確かに、今人気のファストファッションもそれで成功しているものね。

アンナ先輩
アンナ先輩

~アイデアで勝負するのはなかなか大変~

60〜80%のものは世に出したくないと思っている人もいるかもしれませんが、品質があまりよくなくても50個作るのには血の滲むような努力が必要です。毎日寝る間を惜しんでアイデアを考えなければなりません。この作業が正直一番きつかったです。アイデアを考えている間はほとんど収入がなかったですから。
努力が報われ出したのは、製品の数が揃ってきて数で圧倒できるようになり、人前に見せられるようになってからです。

アイデアのために寝る間も惜しむ・・・て、芸人みたいですね。

さとし君
さとし君

~口コミさえ生まれれば勝ち!~

お客様の中には、見たことも聞いたこともないものに対して強い関心を持つ人がいます
。新しい物好きの人たちは、新しいものを見つけたときには周りの人に「こんなものを見つけた!」と自慢して歩くことが多いため、時間が経って次第に口コミで認知度は上がっていきました。人に知られると自ずと製品の価値は高まっていきます。
その結果、本当の意味で宝の島ブルーアイランドを見つけたと感じました。

マリオ教授
マリオ教授

今は一部の間で人気が生まれれば、SNSで一気に拡散ということもあるから、昔よりやりがいがあるかもしれない。
成功してよかったね。

アイデア商品は今の時代いっぱいあるので、まずは自分の得意分野を自己分析してから、それをもとにどんなジャンルに手を出すか考えたほうがよいと思います。

ゲスト
ゲスト

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