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1-01事業承継は「株主名簿」のチェックから始めよう

書籍 同族会社のための「事業承継」

今年の税金改正では、「非上場株式等に係る贈与税の納税猶予制度が創設されました。この制度を選べば、事業承継の相続税の負担が猶予される可能性も出てきました。セミナーの人気講師でもある西村昌彦税理士が、今回事業承継を検討する経営者の立場で法活用を伝授する一冊。会社法や税法の解説から綴られた「法解釈本」とは一線を画す、実用的ノウハウ本です。

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1-01事業承継は「株主名簿」のチェックから始めよう

早速、本題に入らせていただきますが、皆様方は、法人税の申告書にサインをされるとき、
「別表二」(図表1)の中身をチェックされていますか?
 皆様方、社長様は、必ず、法人税の申告書にサインをされますね。
 たとえば、3月決算の会社でしたら、5月あるいは6月にサインをなされていらっしゃると
思うのですが。
 そこで、法人税の申告書にサインをされるときに、必ずチェックしていただきたい事項があ
ります。
 ふつう、皆様方は、いったい税金がいくらかかるのか。いったいいくら払わなきゃいけない
のか。そういった点を確認しながら、所得金額がいくらで、税金がいくらと記入されたところ
をご覧になって、サインされると思うのです。
 しかし、ちょっと機転をきかせていただきまして、申告書の次のページ、法人税の申告書の
2枚目のところをご覧いただきたいのです。
 法人税の申告書の1枚目は、皆様方がサインされるところ。所得金額がいくらだとか、税金の金額がいくらだとか書いてあるのが、1枚目です。
 その1枚目にサインをしていただくと同時に、1枚めくっていただくと、2枚目に、図表1
のような用紙が綴じ込まれています。
 「別表二」と右上に書いてありますけれども、これは新しい様式の法人税の申告書の別表二で
す。
 この「別表二」を記入させる目的は、本当のところは、別にあるのですけれども、ここでは、
法人税のお話をするわけではありません。
 そもそも、「別表二」は何を記載する用紙かというと、株主名簿を記入する用紙です。
 皆様方の会社の株主名簿を記載するような書式になっています。
 特に、別表の下半分のところには、株主の住所と氏名、それから何株特っているという持株
数を書く形になっています。
 ポイントは、ここにあります。
 皆様方は、皆様方の会社の株主名簿を見られる機会って、あまりないと思うのです。
 事業承継についてのプランニングを考えるとなると、株主名簿というのは、やはり、最もベ
ーシックで、最も重要なデータの一つになります。
 「事業承継は、株主名簿に始まり、株主名簿に終わる。」と言っても過言ではないぐらい株主
名簿は重要で、最初に立つべきスタートラインとなるものなのです。
 要するに、まず株主名簿を見ないと、事業承継は始まらないということになるのでしょうか。
 その株主名簿を見るチャンスとして、必ず年に1回、法人税の申告書にサインする機会があ
ります。
 そのときに、申告書を1枚めくっていただきますと、2枚目に株主名簿が記入された用紙が
綴られていますので、その株主名簿に、一度、目を通していただくのがよろしいのではないか
と思います。

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