【経験者は語る】スタートアップ時の健康維持方法
今回はスタートアップの会社でストレスフルな生活をしている事業主に有効な「睡眠療法」だ!
睡眠って基本中の基本じゃないですか・・
もっと裏技的なテクを書かないと記事のPV数が下がりますよ。
でも実際7時間睡眠を実現している事業主はスタートアップの企業ではほぼいない気がするわ。
そもそも睡眠をとるだけで、どう日々の生活や業務が変わっていくのかきちんと理解していただきたい。
「無理をしてでも」睡眠時間は確保しなければならないんだ。
- 生活習慣が崩れ、ストレスが加われば誰だって「うつ」になり得るということを理解するべき
- 睡眠をとれば仕事の打率も上がる
- 「7時間睡眠」を確保するために業務をシェイプアップする
それでは、インタビューに協力してくれたYujiさん、簡単に自己紹介をお願いします。
Yujiです。起業して5年目になります。
もともとはスポーツメーカーで営業をやっていたので体力には自信があったのですが、起業時はやはり無理がたたってうつを引き起こしてしまいました。
まだまだ若いから、健康なんて無視しても大丈夫!
…なんて思っていませんか?
起業して1年の間、様々な困難が待ち受けていますから、休んでなんていられないと思いますよね。
しかし実は健康維持について全く意識しなければ、体を壊して入院したり、精神を病んでしまい、うつ病になってしまうかもしれませんよ。
筆者は実際に謎の痺れによって入院したこともありますし、うつ病で自殺寸前になったこともあります。
ただ、今はある1つのことだけを意識することによって、劇的に体も心も健康にすることができました。
この方法はスタートアップをしてからの1年間にも絶対に実践できることなので、ぜひやっていただきたいです。
若いから大丈夫!この1年が勝負だ!と思っている人ほど陥りやすい落とし穴が、体調崩すこと・メンタルヘルスを崩すことです。
自分が酷い目になったからこそ、あなたにはなってほしくないので、ぜひこの記事を読んで対策法を頭にたたき込んでおいてください。
目次
~【結論】睡眠にまさるものなし~
結論から言いますと、寝ておけば全てが何とかなります。漫画家は短命と言いますが、あれは全く寝れてないからです。
スラムダンク・バカボンド・リアルなどで有名な井上雄彦さんはメンタルや体調を崩してしまい、何度か連載休載に陥ってしまっていますが、その際、以下のような発言をしています。
「現状では、最も我が身を助けてくれるものは睡眠という結論に達しました。」
このように経験者ほど睡眠こそが、メンタル・体調とそれぞれを改善してくれる最大の健康維持法と言うことをわかっているのです。
自殺願望が7時間睡眠で消えた
筆者は事業がなかなかうまくいかず、日に日に追い詰められ、後にうつ病になってしまいました。
そして毎日自分を責め続け、最終的にもうこの世からいなくなってしまいたいと思ってしまったのです。
色々と計画をして、結局のところ最終的に勇気が持てず、何とか一命をとりとめたのですが、しっかりと死に切ることができなかったと言う罪悪感がさらに自殺願望を増すことに…。
どうしたらしっかりと死ねるのかと言う考えに取り付かれてしまったんですね。
しかし、ある日ふと7時間以上睡眠したときのこと。次の日とても気持ちが晴れていることに気づいたのです。
色々と鬱々と考えたり、ああでもないこうでもないとパソコンを触っていたりして、なかなか7時間睡眠ができていませんでした。
4時間3時間と言う日々が続いてましたが、たったの1回、7時間睡眠をしただけでこうも変わるのかと。
もしかすると睡眠が足りなかったのかもしれないと思い、継続的に7時間睡眠を続けてみたのです。
すると嘘のように自殺願望がなくなり、もう少し頑張ってみようと言う気持ちの方が強くなったのです。これは自分にとっても相当な驚きでした。
でもうつはすべての人がなり得るもの。
他人事だとは絶対に思わないようにしよう。
~思考がハッキリして仕事が捗る~
7時間睡眠を続けていると、自殺願望はすっかりとなくなり、思考が毎日はっきりしていることを自覚できるほどでした。
余計な考えが浮かんでこないので、仕事がはかどり、新しいことにもチャレンジできるように。
毎日が少しずつ変わっていったのです。
失敗に寛容になる
思考がはっきりして元気になったとしても、自分のビジネススキルが上がっていると言うわけではありません。
やはり、商談に失敗してしまったり、ミスをしてしまったりします。
しかし体調もメンタルも調子が良いので、何故か失敗に寛容になるのです。つまりは簡単に自分を許せると言う事ですね。
自分自身が許せなくて追い詰めてしまったこともありましたが、失敗に寛容になると、とりあえず次にチャレンジしようと、立ち止まることも少なくなりました。
つまりはサイコロを振る機会が増えたので、自分のスキルも少しずつ上がり、売り上げもアップしていったのです。
何事も経験と言いますが、やはり落ち込んでる暇があったら、いろんなことを経験して成長していったほうがいいですね。気づけて良かったです。
スポーツと同じでまずは色んな試合を経験しないと、自分のスキルが思い込みだけで形成されていきますもんね。
僕もサッカーやってたからなんとなく分かります・・
~変化を経験すると睡眠がやみつきに~
睡眠を経験しただけで本当に劇的に変わるもんですから、睡眠することが病みつきになってしまいました。
しっかりと7時間睡眠をするためにはどうすればいいのかと言う逆算をするようになり、それを実行することに努めたのです。
もちろん7時間睡眠を確保できずに自己嫌悪に陥ったこともありましたが、寝れば落ち込んだ気持ちを元に戻すことができたわけです。
このような睡眠による成功体験を積み重ねることになり、結果的に睡眠がやみつきに。
今でもどんなに忙しくても、確実に睡眠時間7時間を確保するようにしています。
睡眠をきちんととって自分のライフスタイルに自信が持てるようになると、仕事も捗るんじゃないかしら?
~睡眠時間のふやしかた~
そんなこと言ったって睡眠時間を増やすのはなかなか難しい、と思う人もいるでしょう。
私もそう思い込んでしまっていたので、なかなか睡眠時間を増やすと言うきっかけをつかめませんでした。
結果的に自殺願望まで追い込まれてしまうわけなのですが、あなたにはそういう風な辛い経験をして欲しくはありません。
そこでどうすれば睡眠時間を増やすことができるのかを紹介しておきます。
外注化&ツール化を導入
最も効果的なのが、外注化またはツールを採用すると言うことです。
今あなたがやっている作業は、あなたじゃないとできないことでしょうか。
あなた以外の誰かができること、もしくはパソコンなどのソフトウェアツールでできることではありませんか?
もしできるのであれば、わざわざあなたがする必要はありません。誰かに任してしまい、その間にあなたは寝てしまいましょう
時間のかかる取引先を切る
取引先の中には飲み会を強要してきたり、長い電話を強要してきたり、長ったらしいレポートを強要してきたり、と様々なあなたの時間を奪う行為を強要してきたりします。
確かに売り上げの上がる取引先なのであれば、切るのはなかなかもったいないです。
筆者も時間を作るために1番売り上げのある取引先を切りましたが、自分が元気になったことで、減った売り上げを補填するのは難しくありませんでした。
その取引先に依存していると、あなたは前に進めないかもしれません。時間というリソースを奪われていないか、もう一度考え直してみてください。
プロの漫画家は「絶対に週1日は休む」ことを心がけて、その前提の下でスケジュールを逆算しているらしいよ。
「休むことも仕事のうち」というが、仕事ができる人はきちんとそれができている人が多い。
【総評】睡眠以外の方法はないと心得よ
世の中には色々な健康維持方法がありますが、結果的には睡眠が最強の手段だと思っています。
もしあなたが今、メンタル的に体調的に崩していると言うのであれば、何が何でも7時間睡眠を3〜4日続けてみて下さい。
そうすると、劇的に自分の体や考えが変わっていることに気づくでしょう。
紹介した方法を参考にすれば、睡眠時間をなるべく確保できるようになるはずです。
ただ、最後に1つだけ意識していてほしいことが。
仕事時間を削る事は必要ですが、趣味の時間や家族の時間を削ると言うのはやめておいた方が良いです。
趣味や家族の時間は、自分のメンタルや体調にプラスに働く場合が多いです。
せっかく自分の体にプラスになるにもかかわらず、やめてしまうのは非常にもったいないもの。
あなたをすり減らしてしまう要素から時間を奪い去って、睡眠時間と趣味の時間などに充てるようにしましょう。
以上「【経験者は語る】スタートアップ時の健康維持方法」でした。
どうかな?
今回の記事は一見当たり前のことだけど、それができていない人も多いんじゃないだろうか?
うつになれば薬で改善することもできますが、その際も必ず「睡眠時間の確保」を医者に促されると思います。
自分の体ですからね、責任をもって自分でまずは管理しましょう。