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助成金がもらえない場合は?確実に返済不要資金を受給するためには

助成金とは、雇用保険に加入していれば、原則、受給できる、会社にとって非常にありがたい制度です。

助成金は、補助金と同様に、返済不要の資金となりますが、使用用途も自由であるために、実質的には、会社の利益と等しいものとなります。

雇用保険に加入しており、条件を満たした場合には、原則的に受給できるのですが、場合によっては、もらえないこともあります。

そこで、ここでは、どのような場合に助成金がもらえないのか、また、そのようにならないためには、どうすれば良いのかについて、くわしく見ていきたいと思います。

助成金がもらえない場合とは?

まずは、どのような場合に、助成金がもらえないのかについて、見ていきたいと思います。

助成金は、原則、雇用保険に加入しており、制度に該当する場合には、受給可能です。

しかし、以下の項目に該当する場合には、助成金はもらえないことになってしまいます。

  • 5年以内に助成金の不正受給を行ったことがある
  • 労働保険料の未払いがある
  • 労働関係法の違反を行ったことがある
  • 性風俗関連事業を行っている
  • 暴力団と関わりがある

それぞれについて、くわしく見ていきたいと思います。

5年以内に助成金の不正受給を行ったことがある

過去5年以内に、助成金の不正受給を行った企業は、助成金を受給することはできません。

助成金を不正受給した場合は、事業所名を公開されたり、悪質な場合には、刑事告発されることもあります。

また、不正受給から5年を経過していても、不正に受給した助成金や延滞金などを含めた請求金を納付していない場合は、納付を終えるまで助成金の申請は認められていません。

労働保険料の未払いがある

助成金の受給は、雇用保険に加入しており、雇用保険料を納めていることが前提となります。

そのため、労働保険料を納めていない場合には、受給することはできません。

労働関係法の違反を行ったことがある

助成金は、厚生労働省の管轄となり、労働環境の整備や雇用の拡大を目的としたものとなります。

そのため、労働関係法である、労働基準法や最低賃金法などに違反している場合には、受給することはできません。

性風俗関連事業を行っている

性風俗関連の事業を行っている場合は、助成金を受給することはできません。

また、接待を伴う飲食等についても同様となります。

暴力団と関わりがある

暴力団など反社会的勢力に関する会社は、助成金を受給することはできません。

また、それだけでなく、事業主や役員が、破壊活動防止法第4条に規定する暴力主義的破壊活動を行ったことのある団体、行う恐れのある団体に属している場合にも受給することはできません。

確実に助成金をもらうためには?

上記の項目に該当する場合には、助成金を受給することはできません。

逆にいうと、上記に該当しておらず、雇用保険料を納めていれば、助成金を受給することは可能となります。

しかし、助成金の申請は、複雑な書類などがあり、非常に面倒くさいものとなります。

そのため、書類の不備などにより、不支給などとなってしまうと、書類作成に費やした時間と労力が無駄になってしまいかねません。

また、そのことによって、受給できなくなってしまうと、非常にもったいないですよね。

ですので、助成金の申請には、代行業者を利用することをおすすめいたします。

手数料はかかってしまいますが、申請しなければ、もともともらえないお金であるため、取り分は減っても、手間を掛けずに、確実に受給するのが良いでしょう。

まずは、無料相談だけでも行ってみて、ご自身の会社が助成金をいくらくらい受給できるのかを診断してもらうのが良いかと思います。

助成金の不支給条件に該当しない場合は申請を検討しよう!

助成金の申請は、条件に該当するにも関わらず、94%の会社が行っていないそうです。

そもそも制度をよく理解していなかったり、申請が面倒だと思っていたり、代行業者に頼むと費用がかさむなどと思っていたりすることが原因のようです。

しかし、何もしないと受け取れないお金です。

手数料がかかっても、手間をかけずに受給できれば儲けものですよね(^^)

助成金は補助金などと違い、用途は自由です。

会社が自由に使える資金となるため、収益と同じようなものです。

是非、一度、無料診断を行ってみてはいかがでしょうか。

助成金コンサルティングサービスについて、くわしくはこちらをご覧ください♪