【実録】会社設立時に雇ったメンヘラスタッフとの戦い【対処方法・特徴を解説】
今回はいわゆるメンヘラスタッフを雇った場合の対処法だ。
今流行りのメンヘラ子ちゃんですね。
ドラマには必須のキャラクターです。
ドラマの役をみるならまだしも、自分の部下がそうだとなかなか扱いに困るわ。
慎重に対応しよう。
- 問題のあるスタッフの見極め方
- 問題のあるスタッフを雇ってしまったらどう対処すべきか
- 難しい困難に当たっても、後悔はせずスキルアップのチャンスだと頭を切り替えよう
それでは、インタビューに協力してくれたHideさん、簡単に自己紹介をお願いします。
Hideです。会社を設立したのは10年前なのですが、3年目に入ったときにややこしいスタッフを雇ってしまいまして、、
今回はその経験に基づいて話したいと思います。
会社設立時にスタッフを雇うとき、ヤバいスタッフを雇ってしまう時があります。
筆者はそんやスタッフに当たってしまい、多大な時間とお金を浪費してしまいました…。
あなたもこれから会社を設立しスタッフを雇うのであれば、筆者みたいな失敗はしてほしくありません。
つまりは少しメンタル的にやられている、いわゆる「メンヘラスタッフ」を雇うような事はして欲しくないのです。
今回の記事ではメンヘラスタッフになり得る人の特徴や、もし雇ってしまった場合の対処方法について紹介していきます。
筆者の経験則がぎっちり達も詰まった内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
~問題が起こるスタッフの特徴~
まずはどんな人を雇うべきではないのか、その特徴について紹介していきましょう。
事前に「この人はやばい」と察知できる特徴はいくつかありますので、しっかりと知っておいてください。
きちんと解釈できない
最大のポイントと言えるのはらきちんと物事を解釈できないということです。
端的な礼を挙げしますと、正社員として雇っていないのに「自分は正社員として雇われている」と勘違いするような人ですね。
また、そんなに難しい仕事ではないのに、勝手に自分で「こんな難しい仕事は自分にはできない」と思い込んでしまうしまうのも、まずい傾向です。
物事をしっかりと見定めて自分のフィルターにかけることなく、きちんと解釈できる人ならば、ものすごく良いスタッフになってくれるでしょう、
しかし自分のフィルターが強すぎて、物事を正しく解釈できない人は、すぐにネガティブな方向や偏った方向に行きがちです。
あなたに依存してくる
依存体質も相当に危険な兆候です。依存といってもタバコに依存しているなど、ものに対して依存しているというわけではありません。
あなたに対して依存してくるかどうかが重要なのです。
すでにあなたを知人・友人として依存している人をスタッフとして扱う、などのパターンで遭遇しやいすいですね。
自分の責任ではない、とあなたに全ての責任をしつける無責任な行動ばかりをしてしまう可能性大です。
依存体質の人は、期待に応えられないことをされるとキレると友達もいってました・・・
適度な距離感って重要ですよね・・・
前職をワケありで退職
スタッフを採用する時、前職はどのように辞めたのか聞いてみたほうが良いでしょう。
その時、前職を訳ありでやめたというような回答が来るときは危険な兆候です。例えば…
- スタッフと喧嘩してやめた
- 仕事が全然できなくて勝手に逃げた
- 仕事が嫌で無断欠勤を繰り返した
このような理由で辞めた人は、メンタルに問題を抱えている可能性が高いです。
人手不足でも面接のとき、きちんと聞いとかないと後々後悔するかもね・・・
親が出てくる
個人的な偏見が若干入ってるかもしれませんが、自分の仕事の問題に、親が出てくる人はかなり危険です。
自分の子をよろしくお願いします、と挨拶してくるだけではまだ良いですが、「仕事が厳しいと聞いたのですが、どうなっているんですか?!」と聞いてくるような親がいる場合はかなり危険です。
メンヘラスタッフの具体的な対処方法
ではこのようなスタッフをもし雇ってしまった場合、どうやって対処すればいいのでしょうか。
その具体的な方法について解説していきます。
次の職場が見つかるまでは雇う
次の職場が見つかるまでは雇うことが重要になります。でなければ「次の雇い先もないのにクビにするなんて、あなたを鬼だ」と大爆発します。
筆者の場合は労働基準監督署という所にまで訴えられ、マスコミにも訴えると言われたほど。
労働基準監督署とは、会社の「労働基準法違反」の疑いがあることを相談・申告できる行政機関です。相談することで、「アドバイス」「会社への調査」「会社への勧告」などが行われることがあります。
引用:https://hataraquest.com/what-is-labor-standards-inspection-office
相手を追い詰めるようなことをしてしまうと、どんな対応をしてくるのかわかりません。
次の職場がきちんと見つかるまでは雇う、というのを忘れないようにしてください。
会社以外の人がでてくるともう自分たちの仕事どころじゃなくなるからね。
慎重にいこう。
激しい物言いはしない
メンタル的に問題がある人は、激しい物言いをされるのを嫌います。しかし自分は激しい物言いが大好き。
口撃してきた人には、倍以上の勢いで反撃をするという傾向が強いので、絶対に激しい物言いだけはしないようにしてください。
向こうの誘いには乗らず、しっかりと淡々と話すようにしましょう。
一気に解決しようとしない
メンタル的にものすごく面倒臭い人は、とにかくあなたの時間を使わせようとしてきます。やり取りをするのはめちゃくちゃめんどくさいし、頭にきます。
すぐに終わらせたいと思うでしょうが、一気に終わらそうとしてはいけません。一気に解決しようとすると、さらにヒートアップしてしまいます。
あなたを振り向かせようと、わけのわからない行動に出る可能性が非常に高いので、少しずつ解決しようとしてください。
親との戦いも覚悟する
メンヘラスタッフを雇ってしまい、最終的に解雇しようとすると、100%と言っていいほど親が出てきます。
場合によっては、法的処置をしてあなたに罰を与える!!などと言ってくる親もいるでしょう。
まさしく、この親にしてこの子ありという事なのですが、この親もメンヘラの1人として扱わなければいけません。
つまりは、すぐに解決しさようとしてはいけませんし、何かしらの代替案を用意してあげなければ納得してくれません。
1対2になってしまうことを覚悟した上で、やりとりをしていきましょう。
理屈も何も通らなくなるわよ。
【総評】雇ってしまったことを後悔しない
最後に1つ。個人的に、なんでこんなスタッフをとってしまったんだろうと、当時はものすごく後悔しました。
しかし今思えば、そのメンヘラスタッフとの戦いのおかげで、メンタルが鍛えられた部分もありますし、法的な処置や毅然とした対応が身に付きました。
この世に意味のないことは起こらないと言いますが、今思えばメンタルスタッフとの戦いも自分の成長の1つだったのかなと思っています。
そのため、あなたもメンヘラスタッフを雇ってしまった場合は、なんでこんなことになったんだろうと思わずに、毅然とこの窮地を乗り越えてやろうと思うようにしたほうがいいです。
諦めずにしっかりと向き合うようにしましょう。
以上【実録】会社設立時に現れるメンヘラスタッフとの戦い【対処方法・特徴を解説】でした。
まあ、社内にも取引先にも色んなタイプの人がいるからね。
うまく受け流す能力は長い視野でみると重要だと分かるよ。
辛いとは思いますが、その困難を乗り超えると上司としてのスキルが大分レベルアップしますよ