転勤メッセージ一言の書き方は?異動の際の相手別に贈る言葉の文例
人事異動などで転勤する人は、親しい間柄の人だけではありませんよね。
親しい間柄の上司・先輩、同僚、部下・後輩などにメッセージの一言を贈るのも悩んでしまうものですが、あまり接点のなかった人に一言を贈るのは悩んでしまうものです(^^;
しかし、転勤される方も、望んでするわけではない場合もあるので、できれば、少しでも相手のためになるメッセージを送ってあげたいものですよね。
また、メッセージの内容は、贈る相手によって使い分けるようにすると、相手に良い印象を与えることができます。
どうせなら、今までの感謝の気持ちや、これからの今後の活躍を願う、心のこもったメッセージを贈りたいものですよね。
ここでは、実際に贈る時に使える転勤メッセージの一言の文例や書き方について、詳しく見ていきたいと思います。
目次
転勤メッセージを書く時のポイントとは?
転勤メッセージを書くとなると、親しい間柄の人であっても、どのような内容のものを書けば良いのか、迷ってしまいますよね。
具体的な書き方については、下記に詳しくご紹介しますが、転勤メッセージを書く時の大前提として、以下のようなポイントに注意する必要があります。
- 宛名を書く
- 相手に合わせた言葉遣いを用いる
- 縁起の悪い言葉を避ける
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
まずは、誰に贈る言葉であるのか、宛名をしっかりと書くのがマナーです。
宛名をしっかりと書いたら、上司・先輩など、自分よりも立場が上の人、もしくは、あまり接点のない人の場合には、敬語で、丁寧な言葉遣いを意識して用いるようにしましょう。
相手が同僚、後輩、部下である場合には、多少は砕けた表現を用いても問題はありません。
ただ、寄せ書きなどの場合には、自分だけではなく、上司などの目にも触れる可能性がありますので、あまり砕けた表現を用いるのは避けた方が無難です。
その他にも、顔文字((^^))、音符マーク(♪)、びっくりマーク(!)、はてなマーク(?)なども基本的には避けた方が良いでしょう。
また、「散る」「落ちる」「衰える」「失う」「老ける」「痛む」「倒れる」などの縁起の悪い言葉を用いると、相手の気分を害してしまう可能性があるので、十分に注意しましょう。
転勤メッセージの一言の書き方についてご紹介!
ここでは、転勤メッセージの一言の書き方について、ご紹介します。
また、転勤メッセージの一言を書く時のコツについても、詳しく見ていきましょう。
転勤メッセージの一言の書き方のコツは?
転勤メッセージの一言の書き方のコツは、以下の通りです。
- 短く簡潔に書く
- 前向きに明るい内容にする
- 不安にする内容は避ける
- 印象的な出来事を盛り込む
転勤メッセージを書く時は、簡単にわかりやすい内容を選んで、短い文章でまとめるようにしましょう。
転勤する人が親しい人である場合には、辛い、悲しい、といった気持ちになるかもしれませんが、その気持ちを前面に押し出してしまっては、相手にも伝わってしまいます。
あくまでも、不安にさせるような内容ではなく、相手の輝かしい未来を祝うという気持ちで、前向きで明るい内容でまとめるのが重要です。
また、印象的な出来事があった場合には、その話題をメッセージに盛り込むようにすると、相手も今までの出来事を思い起こすことができ、幸せな気持ちになれるでしょう。
ただ、相手との接点がない場合には、今後の活躍を願う内容にすると、門出を祝うことができるのでおすすめです。
転勤メッセージの一言の書き方についてご紹介!
仲の良い関係の場合の転勤メッセージの書き方
上司・先輩に贈る転勤メッセージ
今まで、〇年間お世話になりました。
〇〇さんには、仕事面だけではなく、プライベートな面でも親身に相談に乗っていただき、助けられたことは数知れません。
まだまだ未熟な点も多いですが、ご教授いただいたことを活かして頑張って参ります。
お忙しい中でも、自分のことのように親切にしていただき、大変感謝しております。
新しい職場でも、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
同僚・同期に贈る転勤メッセージ
今まで、〇年間お疲れさまでした。
〇〇さんとは、入社当初から一緒に切磋琢磨しながら取り組んできましたね。
別れは寂しいけれど、共に成長し合えた日々を忘れずに、向上心を持ち続けていきたいと思います。
持ち前の行動力を持った〇〇さんなら、どこに行っても最大限に発揮できると思います。
新しい職場でも、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
部下・後輩に贈るメッセージ
今まで、〇年間お疲れさまでした。
〇〇さんには、いろいろと厳しい言葉をかけたこともありましたね。
一つ一つ、言われたことを真摯に受け止めて、一生懸命に取り組める〇〇さんを部下に持てたことを嬉しく思います。
新しい職場にいっても、〇〇さんらしく努力して乗り越えられるよう応援しています。
これからも体調には気を付けて、無理をせずに頑張ってください。
あまり接点のない場合の転勤メッセージの書き方
上司・先輩に贈る転勤メッセージ
今まで、〇年間お世話になりました。
あまり一緒にお仕事をすることはありませんでしたが、〇〇さんの仕事に対する姿勢の良さや、評判はお聞きしておりました。
〇〇さんを見習って、私もより成長できるように精進してまいります。
新しい職場でも、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
同僚・同期に贈る転勤メッセージ
今まで、〇年間お疲れさまでした。
入社時期が同じだったこともあり、同期としてここまで頑張ってきましたね。
別れは寂しく感じますが、〇〇さんの仕事に対する姿勢はとても素敵だと思います。
新しい心持ちで頑張れるように、私も精進してまいります。
新しい職場でも、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
部下・後輩に贈るメッセージ
今まで、〇年間お疲れさまでした。
〇〇さんとは直接関わることはありませんでしたが、部長から〇〇さんから仕事に対する姿勢がとても良いと評判に聞いていましたよ。
新しい職場にいっても、〇〇さんらしく努力して乗り越えられるよう応援しています。
これからも体調には気を付けて、無理をせずに頑張ってください。
相手への感謝の気持ちをそのまま綴るようにしよう
転勤メッセージをどのように書いたら良いのかわからない、という方は、上記を参考にして書いてみましょう(^^♪
しかし、上記に挙げたものはほんの一例です。
あまり関わったことのない人へのメッセージは定型文で問題はありませんが、お世話になった人には心を込めたメッセージを贈りたいものですよね。
相手に心を込めたメッセージを贈りたいと思っている場合には、やはり、今までのお世話になったエピソードや、感謝の気持ちなどの本心をそのまま綴ることが一番です。
ただし、長くなりすぎると読みにくくなるので、あくまでも、簡潔にわかりやすく、短くまとめることが重要です。